お粥ダイエットの正しいやり方
量
量の目安はお茶碗一杯(100g〜300g)です。ダイエット目標と、普段の食生活に合わせて調節すると良いでしょう。オススメは、五分粥にして250gを1食分にすることです。ダイエットにも最適な量ですし、満腹感も得られるのでちょうど良い量と言えます。
お粥は炊く時の水分量に応じて、量が非常に変わる料理です。つまり、カロリーコントロールしやすく、ダイエットに成功しやすい方法と言えます。方法
ダイエット方法は簡単です。1日3食のうち1食をご飯(白米)からお粥に置き換えます。効果を出すために、夕食の置き換えがおすすめです。
また大幅な減量と効果を早く出したい人には、3食全て置き換える方法をおすすめします。ただし、この場合はリバウンドを防ぐためと健康のためにいくつかルールがあります。1.おかゆ(五分粥)だけ食べる 2.2週間以上やらない 3.おなかがすいたらすぐ食べる 4.タンパク質を取る 5.塩分はトッピングで摂る 6.野菜は摂らない 7.運動をする 8.さらに痩せたければ半年後に再チャレンジ
上記のルールは、お粥ダイエットを考案した土田隆先生のやり方を参考にしています。特に大事なポイントは、「おかゆ(五分粥)だけ食べる」「2週間以上やらない」「タンパク質を取る」「運動をする」の4点です。 このダイエット方法は、少量でも満腹感のあるお粥に置き換えることで摂取カロリーを減らします。また身体が温まって新陳代謝があがったり、消化も良いので普段酷使している内臓への負担を減らしたりする効果もあります。カロリー
ご飯(白米)とお粥では同じ量のお米を使用しても、でき上がりの量とカロリーに雲泥の差がでます。なぜなら水分を多く含んでいるからです。つまりおかゆ1杯は、通常のご飯に比べ低カロリーに抑えられます。例えば水分量の多い三分粥では、1杯で通常のご飯の5分の1に抑えらます。どれだけカロリーに差があるのか、水分量別に書きました。
▼100gあたりのカロリー ■白米 168kcal ■全粥 約71kcal ■七部粥 約50kcal ■五分粥 約36kcal ■三分粥 約20kcal
お粥ダイエットで効果が出ない原因は?
リバウンド
お粥は消化が非常に良く、腹持ちが悪いです。したがって空腹を我慢できず間食が多くなってしまうと、逆に太ってしまいます。気をつけましょう。どうしても我慢ができない場合は、プレーンのお粥を食べるか、ナッツ類を食べるのがおすすめです。
また3食をお粥に置き換えると、大幅に短期間で痩せることができます。しかしながら、2週間以上継続したり、ダイエット後すぐに普通の食事に戻すとリバウンドしますので、気をつけましょう。期間で見るお粥ダイエットの効果
1週間
体重が大幅に減ることはありませんが、見た目がスッキリするなどの変化が出ます。また、肌・髪にツヤがでる、便秘の解消、睡眠の質が良くなるなどのダイエット効果が期待できます。
・夕食をお粥(60g)のみ 体重は2kg減。むくみが取れて、顔まわりや足がスッキリします。
・夕食をお粥(250g)のみにし、1日のカロリーを1200kcal以下に制限した人の場合 体重は0.5kg減。便秘気味であったが、毎日排便するようになります。肌にツヤが出て、むくみが取れます。この人の場合は、体重は減りませんでしたが見た目に変化が出ました。
2週間
2週間しっかりお粥ダイエットを行うと、見た目にも数字的にも変化が出ます。短期集中でしっかり体重を落としたい場合は、2週間かけてお粥ダイエットするのがおすすめです。
・2週間お粥のみを食べた場合(野菜や肉・魚のトッピングあり) 2週間で60.4kgから55.1kgの、マイナス5.3kg。ウエスト周りはワンサイズダウン。
お粥ダイエットを考案したよこはま土田メディカルクリニックの土田隆先生によると、標準体型の人が、夕食だけお粥にしても2週間で現体重の4%減は期待できるとおっしゃっています。1ヶ月
1ヶ月間続けると食習慣も変わってくるので、ダイエット面だけでなく美容や健康面での効果も出ます。また急激な減量ではないので、リバウンドの可能性も低くなります。
・夕食をお粥のみ、朝食はお粥プラスおかず、昼食はカロリー制限をしながら好きなものを食べた人の場合(間食あり) 体重は5kg減、ウエストはマイナス7cmしました。 肌の調子も段々良くなってきて、化粧のノリが良くなります。
・夕食のみお粥に置き換えた人の場合(50代女性) 体重は3kg減りました。
カロリー制限を徹底してお粥ダイエットを行った人は、平均して5〜7kgのダイエットに成功しています。夕食のみをお粥に置き換えた人は、平均してマイナス2〜3kgです。