バナナとは?
バナナは栄養が豊富で健康に良く、日本においては、おやつや食事代わりとして頻繁に食べられている果物です。数年前には毎朝バナナを食べるという「朝バナナダイエット」が流行し、スーパーからバナナが消えるという現象が起きました。
糖質制限ダイエットが主流となり、朝バナナダイエットのブームが去った現在でも、バナナを食事に置き換えるダイエット法を続けている人は多いです。今回は、バナナダイエットについて紹介します。バナナの良い点
バナナは生産量が安定していて年間を通して食べることができるだけでなく、多くの栄養素を含んでいて健康にもダイエットにも良い効果をもたらす果物です。
食べると甘みを感じるのでカロリーが高いと思われがちですが、バナナ1本のカロリーは御飯1膳分の約半分と低く、食欲を抑える効果や脂肪燃焼量を増やすためダイエット向きの果物です。ここではバナナの良い点を紹介します。栄養価が高くてカロリーも低い
バナナはカロリーが高いと思われがちですが、可食部分100gあたりのカロリーは86kcalと低いです。バナナには、果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖質が含まれていますが、体内に吸収される時間がそれぞれ異なるため、エネルギーが長時間持続します。アスリートが試合前に食べるのはそのためです。
バナナはビタミンB群やカリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。食欲抑制効果がある
バナナには不溶性食物繊維が含まれているため、食べるとお腹が膨らんで食欲を抑える効果があります。不溶性食物繊維は胃の中で水分を吸収して何倍にも膨れ上がるため、食欲が抑えられ、ダイエットにも有効です。
また、バナナには、情緒を安定させたりリラックス効果のあるセロトニンという成分も豊富に含まれているため、食欲抑制効果があります。バナナを食べると余計なものを食べずに済むため、ダイエットにぴったりの食材です。便秘の予防や解消に役立つ
バナナには、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」という性質の異なる二つの食物繊維がバランス良く含まれているため、整腸作用が高く、便秘の予防や解消に役立ちます。さらに、バナナには整腸作用を高める「フラクトオリゴ糖」が含まれており、腸内の善玉菌の働きを助けます。
バナナで便秘を解消したければ、青いバナナを食べましょう。青いバナナにはレジスタントスターチという消化されにくいデンプンが多く含まれています。