夜ごはんダイエットって?
特に女性を中心に抱える悩みのひとつに「体型」の問題があります。流行のファッションや理想とするスタイルを目指すため、日夜努力をしている方が多くいます。そしてダイエットはほとんどの女性が体験したことがあるのではないでしょうか。
「色々試したものの、いまいち長続きしない」などで中途半端になることもしばしばあります。そんな「ダイエット」の中でも「夜ごはんダイエット」に着目して、紹介していきます。夜ご飯を食べないダイエット!
ダイエットといえば「食べない」という考えがまず頭に浮かびます。カロリーの高いもの、脂質の多いものなど、「食べる」から太るのだという考えが根強くあるため、食事を「抜いて」調整している方も多く見られます。
夜は言ってしまえば「家に帰って寝るだけ」なので、食べる必要が無いという意見もあります。しかし、食事を抜いてしまうことは「栄養を取らない」ことにもなります。そんな「夜ごはん食べないダイエット」について効果やデメリットを見ていきます。効果
まず生き物は食べたものを「栄養」として体内に吸収しますが、その「代謝」という働きが活発になる時間帯が夜の22時から午前2時の間とされています。夜ごはんダイエットはその時間帯に胃の中に食べ物がない状態に仕上げるために、「夜ごはんを抜く」のが効果的だという考えです。
多くの家庭では1日の仕事や学校などから解放された自宅で食べる夕飯を、朝・昼と比較して「よりしっかり」摂ることが多く、しかも体内吸収率が上がる時間帯に近くなるほど太りやすくなります。 その原因を断つという意味で体に脂肪が付くのを防いでくれるという効果があります。食べ物がたくさん入っていると寝ている間も内蔵はひっきりなしに働かされていることになりますが、夕食を抜くことで内臓を休めることができ、目覚めが良くなる他便秘の解消にもつながります。カロリー
一般的な考えで「カロリーが高いと太る」というものが多く浸透しています。実際カロリーの高いものは脂っこいイメージがあります。そもそもカロリーというのは、「人間の体を動かすために必要なエネルギー」のことでカロリーが高いということはそれだけ体にエネルギーを蓄積することができます。
しかし食べ物を口にする「摂取カロリー」が体を動かし消費される「消費カロリー」よりも上回ってしまうと、余ったカロリーが「体脂肪」に変身して体の中に蓄積されます。本来であれば3大栄養素である「糖質・脂質・タンパク質」をバランス良く取り入れれば、カロリーをそこまで気にする必要はありません。逆に0カロリーの甘いジュースを飲むよりも水を飲んだ方が太らないという事実があります。 一方、夜ご飯食べないダイエットはカロリーを全く摂らないので、必然的に痩せることが可能です。リバウンド
ダイエットで陥りがちな問題が「リバウンド」ですが、夜ご飯食べないダイエットにもその問題が起こることがあります。夜ご飯食べないダイエットは、数あるダイエット方法の中でも結果が「早く」「確実」に出やすいという特徴がありますが、手軽に痩せられるからと「長期間」行うことはおすすめできません。
それまでガッツリと食べていた時間に何も食べなくなるということでストレスが溜まり、目標達成の体重になると反動で過食してしまうこともあります。そして中にはダイエットで体調を崩してしまう方もおり、栄養を取るために元の食事に戻すとリバウンドしてしまうこともあります。 最も良いのはいきなり夜ご飯をゼロにするのではなく、徐々に減らしていき体を慣れさせてダイエットしやすい体を作っていくという方法です。