マスクで肌荒れする原因と対策・治し方・予防する方法
マスクを使用する際に、肌荒れする心配があるならマスク選びに留意する必要があります。
・ガーゼマスクを使う 不織布マスクが肌に合わない場合は、綿100%のガーゼマスクを選ぶと良いです。ガーゼマスクは、洗濯できるため何度も使用することができます。ただし、使用するたびに洗濯し清潔に保ちましょう。
・マスクの素材に気をつける 使い捨ての不織布マスクが肌に合わない場合は、顔に当たる部分だけ綿素材になっているマスクもあるので上手く活用しましょう。
・マスクの大きさに気をつける マスクが小さいと本来の機能を発揮できません。逆に大きすぎても顔とマスクの間に隙間が開いて、花粉やウイルスの侵入を許してしまいます。顔に合わないマスクは摩擦を起こしやすいので、顔にピッタリフィットするサイズのマスクを選びましょう。
マスクで肌荒れしたときの対策
マスクが原因で肌荒れしてしまった場合、それを治すためには原因となっているマスクを使用しないことが一番です。しかし、医療関係の仕事をされている人や、風邪の症状がひどい人にとってはそうも言ってられません。この章では、マスクで肌荒れした時の対策をご紹介します。
外したマスクを丁寧に扱う
食事の時など、一時的にマスクを外すタイミングがあります。この時、着用していたマスクを無造作に机の上に置いたり、カバンの中に入れないようにしましょう。机の上やカバンの中は雑菌だらけです。再度マスクを着用する時、その雑菌が付着しないために外したマスクは丁寧に扱いましょう。
スキンケアを怠らない
どんなに工夫しても、肌に当てている以上最低限の摩擦は避けられません。マスクをつけている時期は、普段以上にスキンケアに気を配る必要があります。
メイクはシンプルに
肌荒れしている時は、摩擦の影響を最小限に抑える必要があります。クレンジングや洗顔の際の摩擦をできるだけ少なくするため、ベースメイクはシンプルにしましょう。物足りない時は、マスクによる肌荒れの影響が少ない目元にポイントを置くなど、シーンに応じて工夫することをおすすめします。
保湿は入念に行う
クレンジングでやさしくメイクを落としたら、洗顔料をしっかり泡立て、泡で汚れを浮かせながら丁寧に洗い落としましょう。その後、いつもの手順でスキンケアを行いますが、くれぐれも肌を擦り過ぎないように気をつけなければいけません。
ひととおり終えたら、マスクが当たりやすい口周りの保湿を念入りに行ないましょう。口元の皮膚は他の部位に比べてデリケートなため、指の腹を使ってしっかり丁寧に保湿しましょう。バランスの良い食事を心がける
肌荒れは身体の中からの対策も重要です。スキンケアと同時に栄養バランスの良い食事を心がけ、内側からもケアしていきましょう。肌荒れだけでなく優れた抗酸化作用があるビタミンCや、肌や粘膜を健やかに保つビタミンB2やビオチン、抗アレルギー作用があるビタミンPなどを摂取すれば、免疫力も上がり肌荒れ解消にも繋がるのでおすすめです。
マスクで肌荒れしてニキビができたときの対処法
ニキビを改善するためにとても大切なことは、肌を清潔に保つことです。上述してきたことに加え、幾つかのポイントを押さえる必要があります。
・マスクをこまめに交換する ニキビ対策が目的であれば、柔らかく通気性のあるガーゼマスクが一番ですが、便宜上、使い捨てのマスクを使用するのであれば、こまめに取り換えましょう。普段は1日1回が基本ですが、肌を清潔に保つためにも1日2~3回は取り換えましょう。
・マスクを外す時間を作る 長時間マスクをつけていると、マスク内の湿度が上がって、ニキビの原因となる細菌が増殖してしまいます。したがって、マスクを外す時間を意識的に作って、通気性を良くすることを心がけましょう。
肌を空気に触れさせ風通しを良くすることは、蒸れを防止するだけではなく、皮脂の分泌を抑えアクネ菌を増殖させない環境を作るためにとても重要です。