頭皮の乾燥でトラブルがあるときのシャンプーのやり方
頭皮トラブルの原因
シャンプーはほぼ毎日行うものです。それだけ頭皮に与える影響が大きいです。シャンプーのやり方を間違えると、頭皮への刺激になりトラブルにつながります。
さらに、ブラッシングの力加減が強い、ブラッシングをしすぎる、紫外線・乾燥など環境ダメージが頭皮環境を乱します。正しいシャンプーの仕方を実践し、季節に合わせたシャンプーを選んで、頭皮をダメージから守りましょう。正しいシャンプーのやり方
シャンプーは1日1回を基本にします。洗いすぎは頭皮の乾燥につながります。朝もシャンプーしたい場合は、シャンプー剤を使わずに、ぬるま湯で洗うだけにしましょう。
1.ブラッシング
シャンプー前にブラッシングをします。髪の汚れを落とし、シャンプーの泡立ちが良くなります。
2.予洗い
38℃前後のぬるま湯で予洗いします。3分程度を目安に、しっかり地肌まで濡らしましょう。予洗いで、汚れの8~9割は落とせます。お湯の温度が高いと、乾燥や皮脂の過剰分泌を招くので注意しましょう。
3.シャンプーを泡立てる
地肌に直接シャンプーをつけると刺激になるので、手で泡立ててから使いましょう。シャンプーの量は商品説明に従います。「適量」と記載されている場合は、ショートヘアで100円玉程度、ロングヘアでその2~3倍程度です。
【ポイント】シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗います。たっぷりの泡で頭皮を洗うよう意識しましょう。指の腹で優しく洗います。爪を立てると、頭皮を傷つけてしまいます。フケや肌荒れの原因になるので注意してください。4.シャンプーを追加または二度洗い
一度目のシャンプーで泡立ちが悪い場合は、シャンプーを追加するか二度洗いをします。
5.頭皮マッサージ
指の腹を使い、頭皮をマッサージしましょう。頭皮の血行が活性化して、抜け毛を予防できます。
6.すすぐ
38℃程度のぬるま湯でしっかりすすぎます。3~5分程度が目安です。シャンプーの成分が地肌に残ると、肌荒れしたり、かゆみやフケなどのトラブルを引き起こします。
ドライヤーをかける
頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖しかゆみやフケの原因になります。また、濡れた状態の髪はダメージを受けやすいので、しっかりタオルドライをして手早く乾かしましょう。
ドライヤーは30cm以上離してかけます。離さずにドライヤーをかけたり、同じ場所ばかりに熱風をあてると、頭皮や髪から水分を奪い、乾燥トラブルを引き起こしてしまいます。