モンスター社員の特徴と特徴別対応・対処・退職の仕方
モンスター社員を辞めさせるためのステップ
1.就業規則等、社内規則の整備を徹底します。
2.注意や指導・処分を重ね、その証拠を残しておきます。 3. 解雇理由が法律に抵触していないことを確認しておきます。 4. モンスター社員本人が解雇を受け入れた場合、きちんと退職願を書いてもらいます。 5.解雇します。特徴別モンスター社員をコーチングするなら?
モンスター社員をコーチングするのは非常に難しいことです。ですが、個人的に対峙した時、意外と扱いがわかりやすいと感じる場合もあるのは事実です。なぜならモンスター社員は自分の権利や主張に対して敏感なため、いったん味方だと思わせることに成功すれば、比較的こちらの言うことにも耳をかすことがあり得るのです。
本人が納得できる様に、モンスター社員にとって不利益となる法律上の危機を教えることや、周りから認められていることが実感できる部署に異動させて精神的に安定させてやるなど、モンスター社員の特徴に応じた対応が必要です。大切なのはモンスター社員を生まない会社と社会づくり
モンスター社員の特徴は、自分の権利・主張を曲げず、それを脅かす存在に対する攻撃性です。一見して厄介な存在ですが、よく考えてみるとどうしてここまで自分の権利・主張にこだわらねばならないのでしょう。
すべてのモンスター社員が同じとは言えませんが、中には以前の勤務先がブラック企業で、自分の権利は自分で守らなければポイ捨てされるような環境におかれ、必死に戦ってきたような人がいないとも限りません。 労働者と雇用者がきちんと信頼関係を保って付き合える社会環境の整備がなされることで、新たなモンスター社員を生まないことにつながるのが理想とは思いませんか。