シングルマザーの貧困は自業自得なのか・貧困率｜離婚

シングルマザーの貧困の支援として『児童扶養手当』というものがあります。地域や収入によって金額は変わってきますが、各自治体の窓口で手続きをすることによって、1年に3回（1か月の金額×4回分が3回）支給されます。毎年夏頃、自分の状況を書面などで報告することにより、『児童扶養手当』を受け取ることができます。

これは一般の家庭が受け取ることができる『児童手当』とは全く別のものなので、こちらとは別に支給を受けることができます。別れた夫から養育費をもらっていても『児童扶養手当』を支給することはできます。

ハローワークには『職業訓練』というものがあります。貧困に苦しんでいるのに勉強するより少しでも稼ぎたい、という思いはありますが、この『職業訓練』でさまざまな技術を身につけることで、就職をする際有利になることもあります。さまざまな技術がありますので、一度ハローワークに足を運んでみてください。

『セカンドハーベスト・ジャパン』という食品の支援を希望する人に、食品を支援してくれるという企業があります。缶詰やパン、調味料などの食品を提供してくれます。エリアによっては、調理不要ですぐに食べられるものを支給してくれる場所もあります。もらえる回数は限られていますが、シングルマザーなど、ひとり親家庭の人は、年に６回支給してもらうことができるので、ぜひ活用して頂きたいです。 ※現在、東京都・神奈川県・埼玉県のみの対応です※

シングルマザーとして子育てをすることはとても大変なことです。周りから厳しい目で見られることも多い現状のなか、生きていくのがとても窮屈に感じてしまうことが多いでしょう。しかし、厳しい対応だけでなく、サポートしてくれる企業なども少しずつ増えてきています。

うまくさまざまな支援を利用し、少しでも生活が楽になるようにしていきましょう。子供と幸せに暮らせるために、働きながら少しでも子供との時間を増やすことができるよう、企業や周りの人たちに、サポートをしてもらいながら生活をしていきましょう。 前向きに頑張っている姿を、子供はしっかり見ています。つらいことも多いシングルマザーですが、子供と一緒に、前向きに生きていきましょう。