脳梗塞の看護計画と問題|観察/後遺症/心原性/診断/目標

仕事ノウハウ

アテローム血栓性脳梗塞

生活習慣病が主因となっていることが多いので、生活習慣の改善が重要です。食事内容の見直し、できるリハビリと運動の継続、飲酒や喫煙の制限などをしていきます。血圧とコレステロールの改善が大切なので、減塩や脂肪分を減らした食事も必要です。

ラクナ梗塞

梗塞後の所見としては軽いことも多いですが、大梗塞が起こることもあるので気をつけなくてはいけません。運動や食事の見直し、生活スタイルを根本的に見直すことで再発をせずに済むことも多いでしょう。内服管理や水分摂取も非常に重要です。

脳梗塞の看護の時に使う略語

脳梗塞の看護計画と問題|観察/後遺症/心原性/診断/目標

脳梗塞の看護でよく使われる略語を紹介します。

●ACA:前大脳動脈 ●ACT:活性化凝固時間 ●AEDH:急性硬膜下血腫 ●Af:心房細動 ●BA:脳底動脈 ●BS:血糖値 ●BT:脳腫瘍 ●CA:脳卒中 ●CAS:動脈ステント留置術 ●CI:脳梗塞 ●CSDH:慢性硬膜下血腫 ●IA:脳動脈瘤 ●ICA:内径動脈 ●ICH:脳内出血 ●IICP:頭蓋内圧亢進 ●IVH:脳室内出血 ●NPH:正常圧水頭症 ●PCA:後大脳動脈 ●t-PA:血栓溶解療法 ●SAH:くも膜下出血 ●SCU:脳卒中ケアユニット

脳梗塞の看護で大事なこと

脳梗塞の看護計画と問題|観察/後遺症/心原性/診断/目標

脳梗塞の看護で大事なことは、その患者が今急性期にいるのか慢性期にいるのかそのステージを見極めることと、脳梗塞の種類をはっきり認識して看護計画をたてることです。また、脳梗塞後の症状や後遺症、本人や家族の受け止めは千差万別です。必要な治療やリハビリもちがってきます。個別性を踏まえる必要もあります。

脳梗塞という言葉の響きを受け止めて前進できるよう、患者や家族の個別性を踏まえた看護計画をたてましょう。

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