終末期の看護計画の立て方・学び方・看護上の問題点

仕事ノウハウ

終末期の看護の役割

終末期の看護計画の立て方・学び方・看護上の問題点

終末期看護の方の役割は環境作りが大事になっていて、亡くなった後に遺族の方々が落ち込んでいるときに、どのような言葉でやるべきことを誘導するのかが問題になっています。亡くなってすぐに遺族の間に入るわけにはいきませんし、個室ではないときは他の患者さんに伝えるなどの配慮をする役割があります。

また、終末期の患者さんが亡くなる直前に患者さんが安心して亡くなるようにするように、遺族の方々と患者さんとの環境を作ってあげることが役割になっています。終末期の患者さんを看護するのは仕事なのでできますが、亡くなる直前はパニックになる患者さんが多いので、遺族の方の気持ちを落ち着かせるなど精神的なケアが必要です。

終末期の看護の観察項目

終末期の看護計画の立て方・学び方・看護上の問題点

終末期患者さんを看護するときに観察すべきなのは、「一つの見落としが命取り」というのを忘れないようにしましょう。新人の看護師さんが叱られることは「ミス」がありますが、一番多いのが「見落とし」が原因で叱られています。終末期患者さんは死に近い状態まで病状が悪化していますので、話しをすることが困難なため自分の症状を上手く伝えられません。

終末期患者さんはトイレが困難でおむつをつけている患者さんがほとんどですので、排出物をそのままにしていると衛生面でも悪いですし、皮膚が炎症してしまう可能性があります。おむつを確認しないと大変なことになりますので、看護の方が患者さんを観察するのに一番気をつけなければいけなくなります。

終末期の看護に関する本の紹介

終末期の看護計画の立て方・学び方・看護上の問題点

終末期の看護を自宅で行うことが増えてきましたので、amazonなどで終末期に関する本が増えてきました。看護をするのが大変な時代なのに、終末期の家族を素人が看護することはとてもリスクがあります。しかし、リスクがあっても一緒に過ごしてきた家族だから、最後まで一緒にいつもみたいに過ごしたいという考えの家族も中にはいます。

終の選択

終末期に関する本で「終の選択」という本がありますが、この本は患者さん・看護する側の二つの考えが詳しく書いてあります。終末期を宣告されている終末期患者さんは、不安な毎日を過ごしていますので、看護する側はどう対応すればいいのかが詳しく書いてありますのでおすすめです。

終末期治療に関する現在の日本の現状や、先進国のアメリカなどの発達している医学と見比べて書いてあります。また、人生をどんなことをして過ごしたいかや、どんな医療を受けたいなどの患者さんの希望を細かく書いてある本になっています。

看護は終末期も辛くてもしなくてはいけない

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