シングルマザーは貧困なのは自業自得なのか・貧困率と原因

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シングルマザーでも贅沢な暮らしをしているのはなぜ?

シングルマザーの多くは貧困状態にあると言われていますが、一方で贅沢な暮らしをしているシングルマザーも存在します。

先程シングルマザーの就業率について紹介しましたが、OECD(経済開発協力機構)の2010年の調査によると、就労している1人親の貧困率が50.9%、就労していない1人親の貧困率が50.2%という結果で、就労した方が収入が少なくなるという矛盾が生じています。 シングルマザーの中には、就労せずに生活保護や母子手当を不正受給し、内縁関係にある男性の収入で贅沢な暮らしをしている人もいます。しかしこれは詐欺罪に当たり、決して許されることではありません。

貧困率とは

貧困率とは、一般的にOECDの定める「相対的貧困率」のことを指します。相対的貧困率とは、所得が国民の平均所得の50%未満の人の割合を表します。

平均所得は、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割ったもの)の中央値になります。この平均所得の中央値の半分の額を「貧困線」として、貧困の基準を表します。

シングルマザーの貧困率とは

シングルマザーは貧困なのは自業自得なのか・貧困率と原因

シングルマザーの約80%が貧困を実感していますが、実際の貧困率はどのように推移しているのでしょうか。

下の表は、国民生活基礎調査による1人親世帯全体の貧困率の推移です。直近の平成28年は、平成9年と比較すると12.3%低下していますが、貧困率は19年間で一度も50%を下回っていません。 これは1人親(とりわけシングルマザー)世帯の貧困問題が長年解決されないまま、放置されていることを表しています。
H9 H12 H15 H18
貧困率 63.1% 58.2% 58.7% 54.3%
H21 H24 H28
貧困率 50.8% 54.6% 50.8%

貧困に苦しむシングルマザーは売春しているのか?

シングルマザーは貧困なのは自業自得なのか・貧困率と原因

「貧困女子」と呼ばれる女性の中には、売春をしなければ生活できないほど、苦しい経済状態にある人も珍しくありません。貧困女子の中でも、シングルマザーはとりわけ悲惨な状況にあると考えられます。彼女たちの中には、食事も満足にできなかったり、託児所の費用を捻出するために売春をする人もいます。

売春に走るシングルマザーの多くは、アルバイトやパートで「表向きの仕事」もしています。しかしその収入だけでは生活できないため、必要に応じて出会い系サイトを利用して売春をしていると言われています。 このような個人の売春は「割り切った体の関係」と捉えられ、警察が介入することも難しく、年々増加していると報じられています。

シングルマザーが貧困を脱出する方法とは

シングルマザーは貧困なのは自業自得なのか・貧困率と原因

シングルマザーが抱える貧困問題を解決するには、どのような取り組みが必要なのでしょう。それにはまず「働くよりも生活保護を受給する方が楽に暮らせる」という矛盾を解消する必要があります。

シングルマザーの生活が楽にならないのは、男性に比べて女性の収入が圧倒的に低いに関わらず、教育費など子育てにかかる費用が高いことが理由の1つです。 小さな子供がいる場合、働くために高い費用を払って子供を預けなければならないので、生活保護を受給した方がいいと考えても不思議ではありません。 もっと子育てにかかる費用が軽減されて、労働に見合った賃金が保証されれば、前向きに働くシングルマザーが増えて、貧困から抜け出すことができるのではないでしょうか。
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