一発逆転例
ここまでニートの悲惨な末路とその例についてご紹介しましたが、ここでは一転し、一発逆転してニートから脱却できた成功例をご紹介します。
1.資格取得
資格取得というと、ニートからかけ離れていると考える人も多いでしょう。しかし、ニートだったとしても思い立っていきなり就職しようと躍起になるよりも、実は資格取得を目指した方が近道である可能性があります。ただしその場合は簡単で誰でも取得できる資格ではなく、ある程度難関な資格の方が良いです。
例えば、士業と呼ばれる「弁護士」「司法書士」「税理士」などの資格を取ることによって就職できたり、自分で事務所を設立することも可能になります。ニートからの一発逆転というものに該当するものとしては、資格取得が良い例でしょう。2.PCで稼ぐ
現在ではPCを使って稼ぐ道は複数あります。ニートだとしてもPCを介した収入は職歴関係ありませんので、問題ありません。例えば、ブログで視聴者数を確保してアフェリエイト収入を得る場合やユーチューバーになって広告収入を得るという方法もあります。
またクラウドソーシングも今は一般的になっており、特に就業経験を問わない仕事が多数存在します。これらのことからニートからの脱却にPC関連の仕事は最も身近であるということが言えるでしょう。3.親の遺産
これは限定されるでしょうが、ニートを死ぬまで継続できるパターンです。親が資産家である場合には、一度も就職したことがない、ずっと遊び暮らしてきたというニートだとしても巨額の遺産が入ってくるためにそのままニートとして寿命を全うできます。
自分としての生きた爪痕を残すことはできませんが、ニートだとしても周囲には迷惑をかけないで済むレアな例になります。学歴別ニートの末路の例
学歴別ニートの末路とはどのようなものになるのでしょうか。ここでは学歴の違いによるニートの末路の例をご紹介します。
中卒
中卒の場合、就職する気があっても面接さえ受けることができないことも多いです。大企業の場合は門前払い状態です。そのため中卒のニートの場合はもっと悲惨です。もし、ニートの期間を経てやっぱり就職しようと思い立っても、なかなか就職先が見つからず挫折しやすいからです。
ただし、中卒だろうが高卒だろうが、一度も就職することなくニートであれば末路は同じです。本人のやる気いかんでは、中卒だろうと就職先はあります。要は、これがやりたいという就職先が中卒でも可能かどうかということです。もし、自分がやりたいことが中卒では難しい場合には、高校卒業の資格をとらなければならず、その分ハードルが上がります。 中卒の場合は、やる気を出して就職しようとしたときに高卒よりもちょっとハードルが上がるという面でちょっと不利であるということが言えます。高卒
高卒のニートの場合ですが、中卒よりは就職しようと思い立ったときに有利です。高卒で募集されている就職先は比較的多いです。しかし、前述したようにニートのまま年を取っていく場合には、中卒であろうと高卒であろうと何も変わりません。
ニートの期間を経て、就職しよう、生活を立て直そう、もっと学びなおそうという気持ちになったときに、中卒のニートよりも時間的に有利になります。いろいろなニートの末路を知りましょう
いかがでしたか。ニートの末路は、男女別、年齢別、学歴別によって変わるということがわかっていただけたでしょう。ニートは、人生の中で一時的なものであれば、後で笑い話で済みますが、そのまま高齢になると悲惨な末路が待っています。特に収入源となるのが、両親の収入である場合には両親が亡くなった後に悲惨な末路になります。
ニートでのほほんと毎日暮らしている方は、じぶんの十年後、二十年後どうなるのかをよく考えて、できるだけ早めに行動に移して対策を立てるようにしましょう。また、いま何となくニートになりたいと考えている方は、上記のニートの末路をよくみて考えてみてください。