お金
独立して毒親に頼らず生きていくためにはお金が必要です。まだ親元にいるなら引っ越し費用と生活していくために最低でも定職に就いていなくてはなりません。
時期
毒親といえども病気や介護状態になってから絶縁するのは心が痛みます。絶縁するなら、できるだけ親が元気なうちにします。
親に代わる人
親がいない場合は保証人や自分が入院するときなどに頼る人が必要です。緊急時は誰に頼むかも考えておきましょう。
専門家に相談
毒親との金銭的な問題があるときや毒親が逆上して暴力を振るわれるなどの問題があるときは、警察や弁護士に相談しましょう。
メンタルが持たないときは精神科や心療内科、カウンセリングを受けるなどの心のケアも必要です。兄弟や友人やパートナーなど信用できる人がいたら相談して話を聞いてもらいましょう。絶縁した毒親の葬式には出るべきか
絶縁した毒親の葬式に出てしまうと絶縁の意味がありません。絶縁を決めたときに、毒親の葬式に出ない覚悟もしておくべきでしょう。葬式に行くと兄弟や親戚にも会うことになります。毒親へのけじめとして葬式に出たいなら行ってもいいでしょう。それなりの覚悟が必要です。
絶縁状態のあなたに対する親戚の目は冷たいでしょう。わざわざ自分をさらしに行く必要はあるのか考えましょう。10年以上毒親と連絡を取っていなかったら葬式に出る方が違和感があります。 毒親から深刻な被害を受けていた場合は、後から葬式に行ったことを後悔することもあります。逆に行かなかったことを後悔することもあります。葬式に行かないのは、毒親のせいであり無理することはありません。 世間体を気にするためだけに葬式に出てしまうと、喪主側として最後まで帰れなくなってしまうこともあります。時期が経ってから墓参りに行くなどのお別れの仕方もあります。絶縁した毒親に結婚したことは知らせるか
なぜ絶縁した毒親に結婚を知らせるのでしょう。毒親がいながらも結婚できたのは幸運です。親と絶縁していることを、相手側が良く思わないケースもあります。絶縁状態でも結婚できたのなら、毒親にはそのまま言わないで通して構わないでしょう。
毒親に言ってしまうことで絶縁したはずの毒親との付き合いが再開してしまう恐れがあります。子どもができたら孫可愛さに訪ねてこられることもあります。知らせたいなら、誰のために知らせるのか冷静に考えましょう。 毒親のために知らせるならやめた方がいいでしょう。毒親の気持ちに応えるのは、また嫌な関係が復活してしまう恐れがあります。毒親の親も毒親だった?
子どもは親を選べません。子どもに嫌われる親なんて悲し過ぎます。自分が毒親だという意識がない毒親がほとんどでしょう。毒親の親は毒親だった可能性があります。悲しい連鎖が代々繰り返されていることも考えられます。毒親は最低ですが、気の毒な人です。
自分の親から愛情を与えられた満足感が得られなかったのでしょう。毒親に散々苦しめられてきた人は、絶縁後も制度や親戚・世間の目に苦しめられます。それでも毒親と絶縁することで解放され幸せになれる人がいることも事実です。