赤ちゃんと添い寝をする時にはリスクも伴います。特に首がすわる前の新生児と添い寝する場合には、十分に注意が必要です。
乳幼児突然死症候群のリスクがある
乳幼児突然症候群は、1歳未満の乳幼児が、予兆のないままに突然亡くなってしまう疾病のことを言います。原因は、勿論添い寝だけではありません。
しかし、パパやママと添い寝することで赤ちゃんの体温が上がってしまったり、赤ちゃんの周囲の二酸化炭素量が増加することによって、乳幼児突然死症候群のリスクが5倍になると指摘されています。特に生後6ヶ月までの乳幼児に添い寝をする時には細心の注意を払いましょう。赤ちゃんが窒息してしまう
特に首のすわっていない赤ちゃんと添い寝する場合には、窒息に十分注意が必要です。添い乳する場合は、授乳中にママが寝てしまうとそのまま赤ちゃんに覆いかぶさってしまい、赤ちゃんの鼻や口を塞いでしまう危険性が高いです。大人の掛け布団が赤ちゃんにかかってしまうだけでも窒息のリスクがあります。ベッドガードとマットレスの間に挟まって身動きがとれず窒息してしまうケースもあります。
ベッドから転落してしまう
パパとママのベッドで添い寝をする場合には、転落に注意が必要です。少し目を離したすきに赤ちゃんが転落してしまい、怪我をしてしまったというような事故になりかねません。ベッドで一緒に寝る場合であれば、なるべくベビーベッドを横付けして一緒に添い寝しましょう。
赤ちゃんと添い寝するのにおすすめのベッド等をご紹介
添い寝をする時にはリスクが伴います。しかし、赤ちゃんと添い寝をする時に、添い寝専用のベッド等を使うと赤ちゃんもママも安全に眠ることが出来ます。添い寝がしやすくなるベッド等の商品をご紹介します。
大和屋 そいねーる プラス
大人のベッドにつなげて、添い寝出来るベビーベッドです。床板の高さが9段階で調節出来るので、大人のベッドの高さにぴったり合わせることが出来ます。敷きマットも付属しているので追加で購入する必要もありません。
添い寝ユニット
大人のベッドの横にベルトで固定して、使用出来る添い寝ユニットが楽天市場で販売されています。バーで大人のベッドの高さまで調整出来ます。キャスターが付いているので、別室への移動も行えます。バーをあげてゆりかごとしての使用も行えるので、夜の添い寝だけでなく、お昼寝や家族との団欒等様々なシーンで活用出来ます。
赤ちゃんが添い寝で寝ない時の対処法とは?
添い寝を行っても、中々寝てくれない赤ちゃんもいます。赤ちゃんが生後半年になると、体力がついてきます。運動や刺激が足りないと、添い寝をしても赤ちゃんは眠りにつきにくいです。昼間の間にお散歩や、お日様の光を浴びさせてあげて刺激を与えてあげましょう。
外出出来ない場合には、外の空気を吸わせてあげるだけでも十分刺激になります。気持ちよく赤ちゃんが眠りにつけるように、一緒に遊んであげましょう。 また、寝る前には必ず絵本を読んであげる等、入眠儀式を行いましょう。毎晩習慣をつけると、赤ちゃんも寝るタイミングがわかってきます。入眠儀式を行うと赤ちゃんの睡眠の質も向上しますので、毎晩続けられるような入眠儀式を決めて行ってあげましょう。添い寝で赤ちゃんとのスキンシップを楽しもう
添い寝は、赤ちゃんとママとのスキンシップの一つです。添い寝をすることで、赤ちゃんは安心感を得ることが出来ます。しかし、添い寝には窒息や乳児突然死症候群のリスクも伴いますので、添い寝する際には、安全を第一に考えて十分に注意を行いながら添い寝をしましょう。
添い寝を安全に行えるように、赤ちゃんと添い寝出来るグッズやベッドに横付け出来るベビーベッドも販売されています。赤ちゃんが安心して眠ることが出来る環境を作って、赤ちゃんと添い寝する時間を大切にしてください。