産後太りの原因
大変だった妊娠期間を経て出産を終え、育児にも少しずつ慣れてきたころに気になるのが自分の体形ではないでしょうか。産前のスタイルはどこへいったのか不思議に感じるほど太ってしまう人も多いでしょう。産後太りの原因は妊娠中の体重増加、骨盤のゆがみや緩み、生活習慣の乱れなどと言われています。
産前の元のスタイルに戻りたくても原因がわからなければ何もできません。産後ダイエットに取り掛かる前に原因を追究しましょう。原因1:妊娠中の体重増加
妊娠中はお腹の中で赤ちゃんが育っていくので体重増加は当たり前ですが、母親の身体は赤ちゃんを守るために脂肪を蓄え、母親も栄養を赤ちゃんに送ろうと沢山食べるので太りやすいです。平均で妊娠してから出産までに10㎏前後太ると言われています。
実際出産してみると、赤ちゃんが3㎏前後で羊水や胎盤の重さをひいても5㎏前後しか体重が減らないので驚く人が多いです。残りの増加分は産後ダイエットで落とすしかありません。原因2:骨盤のゆがみや緩み
妊娠と出産によって多くの女性は骨盤が大きく開くので、産後に骨盤が元に戻らずに歪んだままになる人が多いです。骨盤がゆがんだり緩んでいると、内臓がどんどん下がり代謝が悪くなってきます。また骨盤がゆがむと姿勢が悪くなるので体に脂肪が付きやすくなっていきます。
産後に骨盤をしめる骨盤体操を習う産院が多いでしょうが、少しずつ自分でしめたり骨盤矯正に行かないと多重は戻らないどころか増えることがあります。原因3:生活習慣の乱れ
産後は育児に追われて睡眠不足、運動不足になりますし、食生活も乱れます。生まれたばかりの赤ちゃんは3時間に1回授乳をしなければならず、夜中もまとめて寝ることができないので睡眠不足になります。ごはんも食べたい時に食べることができないので夜遅くになってしまったり、早食いになることも産後太りの原因です。
また授乳中は栄養を赤ちゃんにとられるために栄養不足になりやすく、やたらとお腹が空くので量も増えます。産後ダイエットの方法5選
産後に太ってしまった自分の身体に絶望してしまう人もいるでしょうが、産後に手軽にできる産後ダイエットの方法を紹介するので安心してください。産後太りの原因が骨盤のゆがみや生活習慣の乱れからきていることがわかったので、そこからアプローチしていきましょう。
家でも簡単にできる骨盤体操や、食べる順番を変えるだけの育児をしながらでも簡単に続けられる産後ダイエットの方法ですので、試してみてください。方法1:骨盤矯正
痩せにくい体を作っているのが骨盤のゆがみなので、骨盤を正しい位置に戻すことから始めましょう。いくら産後ダイエットで食生活を見直しても痩せにくい体がそのままでは効果が出にくいです。また、骨盤は努力しないと戻りにくくなってくるので産後1週間から始められるものも多いです。
産後すぐに骨盤ベルトの巻き方を教えてもらう人も多いでしょう。ベルトに加えて体に負担がかかりすぎないように体操も合わせていきます。骨盤ベルト
骨盤ベルトとはその名の通り、骨盤をしめるためのベルトです。マジックテープで簡単に骨盤をしめることができたり、さらしのような布を巻いてしめるだけでも骨盤はしまっていきます。
最近ではガードルのように履くだけで骨盤矯正ができる下着も増えてきました。簡単に骨盤矯正のできる骨盤ベルトで産後ダイエットを始めていきたいものですが、正しい位置に骨盤を固定するよう使い方は間違えないように注意しましょう。