躾におすすめのアプリ・躾で叩くのはありか・おすすめの絵本

ベビー・子育て

体罰は受け継がれる?

子供が悪いことをしたら親が叩くという躾を行うと、将来の非行に繋がり、その子供が親になった時にも叩いて躾を行います。親に対しても、愛情ではなく恐怖心や反抗心を抱くようになります。

感情的になって手が出てしまったと話す親もいますが、親の感情を子供にぶつけることは、躾ではなく八つ当たりです。本来は、感情的になった場合どのように処理をすれば良いのかを教える立場になる親が感情的になって体罰を行っていては本末転倒です。 体罰をされるから悪いことをしないという教え方ではなく、なぜ悪いことなのか、親が理由を説明しましょう。「お母さんが悲しむから」「人に迷惑をかけるから」と理由を理解して悪いことをしない子に育てるようにしましょう。

躾におすすめの絵本

躾におすすめのアプリ・躾で叩くのはありか・おすすめの絵本

何かしてもらったら「ありがとう」を伝え、悪いことをしてしまったら「ごめんなさい」と言うなど、大人であれば簡単なことのように感じますが、子供に躾をするとなれば中々身に付きにくいです。

言葉が理解できるようになる2歳頃であれば、絵本の読み聞かせで躾を行うことをおすすめします。日常の生活の中で教えるだけでなく、絵本を読み聞かせながら教えることで、自然と社会のルールが身に付きます。絵本の主人公の感情に共感することで、相手の気持ちを考えることができるので、優しい子に育つというメリットもあります。 子供に叱りながら教えるよりも、絵本で教えた方がお母さんも子供もストレスがかからず、楽しく躾を行うことができます。躾におすすめの絵本をご紹介します。

あいさつ

あいさつは、「おはよう」や「おやすみなさい」、「ありがとう」といった挨拶をシンプルに描いた絵本です。挨拶が自然にしっかり身に付く絵本です。可愛らしく優しい絵で読み聞かせているお母さんも癒されます。

シンプルで綺麗な日本語 いもとようこさんの絵は優しく可愛く親子で楽しく読めます

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%95%E3%8... |

かみなりコゴロウ

かみなりコゴロウは、お行儀良くすることは良いことであると教えてくれる絵本です。「お行儀良くして」と子供に注意するだけであれば簡単ですが、実際に教えるとなると難しいです。かみなりコゴロウは、脱いだ靴を揃えておくことの大切さを絵本で教えてくれます。

2歳の息子に購入。図書館で借りて読んでいたのですが、返却後も読みたいと言ったので購入しました。何度か読むうちに、脱いだ靴を揃えるようになってビックリしました。 出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%8... |

年齢別子供の躾のポイント

躾におすすめのアプリ・躾で叩くのはありか・おすすめの絵本

子供は色々なものに興味を持ち、イタズラすることも増えてきます。幼児期の躾は難しく、お母さんやお父さんが頭を悩ませることも多いです。躾をする時は感情的になり、長々と叱ってしまうこともありますが、何歳になっても長々と叱ることは厳禁です。

長々と叱っていても、子供には内容が伝わらないことが多いです。そのため、幼児期の躾を行う場合には、短く簡潔に要点を伝えてメリハリをつけるようにしましょう。幼児期の躾は、年齢によって効果的な方法が異なります。年齢別子供の躾のポイントをご紹介します。

2~3歳

2~3歳の時期は、子供によって言葉の理解力が異なります。しかし、理解していなかったとしても良くないことは良くないとしっかり教える必要があります。悪いことをしては駄目というだけではなく、なぜ悪いことなのか、してはいけないのかと理由を伝えるようにしましょう。

また、叱る時は大人の目線から叱るのではなく、子供の目線まで下がり、子供の目を見て叱るようにしましょう。それによって、言葉の理解が不十分であっても、大人の表情で叱られていることを理解することができます。

4~5歳

4~5歳になれば、言葉の理解ができるようになり、知恵も発達してきます。一方的に躾として叱れば、長い時間拗ねてしまったり、反発するようになります。躾を行う側もイライラしてしまいがちですが、大きな声を出して叱ってしまうことの無いようにしましょう。

叱りつけて躾を行うよりも、お片づけを促すのであれば、何秒でできるかなとゲーム方式にしてみるなど子供に躾を楽しんでもらえるような工夫をしてみましょう。
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