子供が生まれたくなかったと思う時・スピリチュアルな意味

ベビー・子育て

「生まれたくなかった」と感じる気持ちをスピリチュアルな視点から考えたとき、どのようなことが言えるのでしょうか。紹介していきます。

自分が存在する理由に思いを馳せていない

これは、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんが著書の中で解説した内容です。

この江原さんの言葉を踏まえて考えるならば、自分が辛く悲しい時に「生まれたくなかった」と考えてしまうのは、ある意味自分本位の考え方に陥っているといえるのではないでしょうか。 自分が存在していることの意味に思い至らず、自分をここまで繋げてくれた先祖の霊魂の人生や想いにまで考えが至っていないからこそ、「生まれたくなかった」という思いにとらわれてしまうのでしょう。 スピリチュアルな考え方に基けば、家族や友人など、目に見える人だけが味方というわけではありません。たとえ見えなくても、自分の存在の源となった先祖の霊魂が常に自分と共にあり、慰め励ましてくれていることを心に留めておきましょう。
私たちは決して不幸になるために生まれてきたのではありません。私たちの人生は、私たちのものだけではないのです。(中略)皆さんがここに存在するのは、多くの先祖からの霊の連鎖によるものであり、あなたを守り、教え、導く守護霊が、いつもあなたと共にあるということです。(江原啓之「人はなぜ生まれ、いかに生きるのか」平成7年、ハート出版) 出典: https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%8... |

【男女別】生まれたくなかったと言う人の心理とは?

子供が生まれたくなかったと思う時・スピリチュアルな意味

たとえ脳裏に浮かんだとしても、できることなら「生まれたくなかった」などと口にするのは避けたいところです。しかし、ほとんど癖のようにそう言ってしまう人がいます。そのような人たちは、どのような気持ちから「生まれたくなかった」という言葉を発するのでしょうか。

親に反発してあえて傷つけようとする女性

「生まれたくなかった」という言葉を聞いて、最もダメージを受けるのは親です。大事な子供がそれほど人生に苦しんでいたということの衝撃と、自分が手塩にかけて我が子を育ててきた時間を否定されたような悲しみとで、とても大きなショックを受けるでしょう。

子供は、そのことを何よりも理解しています。だからこそ、親の圧力を跳ね返したいときや、憎らしく思えて仕方ない親を傷つけたいときに、あえて「生まれたくなかった」という言葉をぶつけます。言うなれば、子供なりの反発の一種です。 このように感情的に親にダメージを与えようとするやり方は、女性の方が多く用います。自分が抱えている苦しみの感情を親にも共有してほしいという気持ちから、ひどいことだとわかっていて「生まれたくなかった」と親に言ってしまいます。

醜態を晒したくないというエゴを抱える男性

子供が生まれたくなかったと思う時・スピリチュアルな意味

自分なりに取り組んでいるはずなのに思うような結果が出せない、周りに比べて自分は劣っている気がするなど、自分自身に対して満足していなかったり焦りを覚えていたりする男性は、これ以上醜態を晒したくないという気持ちから「こんなことなら生まれたくなかった」と口にしてしまう場合があります。

裏を返せば、プライドがあり向上心もあるということにはなりますが、それが良い方向へ進まずにただのエゴとなっている可能性があります。自分自身を何とかしたいという思いにとらわれすぎて、周囲が全く見えなくなっているときに、「生まれたくなかった」という言葉が出ているものと心得ましょう。

生まれたくなかったと言われたらどう対処すべき?

子供が生まれたくなかったと思う時・スピリチュアルな意味

身近な人の口から「生まれたくなかった」という言葉が飛び出した場合、どのように返すのが適切なのでしょうか。おすすめの対処法を紹介します。

友人や知り合いなどの大人に言われた場合

職場の同僚や昔からの友人などの悩み相談にのっている最中に、相手から「生まれたくなかった」と言われた場合は、ひとまず「そっか」と受け止めましょう。

「そんなこと言わないで」「それは甘えだよ」などと否定したり正したりしようとすると、相手は自分の悩みをないがしろにされたと解釈して、余計に不安感を強めたり反発心を抱いたりするようになります。そのため、どれだけ言いたいことがあったとしても、まずは「生まれたくなかった」という発言を引き取って、相手がその思いをそれ以上深めないように努めましょう。
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