糖質制限ダイエットと餃子
糖質制限ダイエットというのは、糖を含んでいる食材を食べ過ぎて太らないよう、食事から糖質をなるべく外して痩せましょうというものです。元々は糖尿病の人のために考えらたものでしたが、ダイエットにもなるという事で糖質制限ダイエットとして広まりました。
今回ご紹介させて頂くのは、糖質制限ダイエットでは本来はあまり食べてはいけないとされている餃子を上手く工夫する事でOK食材にするやり方です。餃子の糖質の部分さえ何とかなれば、キャベツや豚ひき肉、ニラ、ネギといった物が入っているので具材自体は栄養たっぷりで、塩分濃度とひき肉の脂質さえ抑えれば文句の言いようのない物です。これを利用しない手は無いです。低糖質な餃子を作って栄養満点でストレスのないダイエットを目指します。餃子が糖質制限に向かない理由
餃子が大好きという人が、糖質制限をしようと思うと餃子は糖質制限には向かない食べ物になってしまいます。なぜ向かないのか、食べる機会の多い焼き餃子を例にしていうと、平均的な大きさの餃子100gには糖質が24gほど入っています。
お米を一日1～2回食べて良い糖質制限中の摂取して良い糖質量は、一日1回お米を食べると80~120gで、2回食べると120~170gです。全くお米を食べない厳しい糖質制限をしようとしますと、一日に摂取して良い糖質量は30～60ℊなので厳しい糖質制限では、1回の食事で餃子を一皿たべると残りの取って良い糖質量の調整が難しくなります。 前記のゆるい糖質制限でも、お米の分の糖質量が1回で大体55g摂取する事になるため餃子一皿の糖質と合わせるとおよそ79g摂る事になってしまうので、こちらも調整が難しくなってしまいます。ゆるくても、厳しくても一日の食事で摂って良いとされる糖質摂取量をオーバーしてしまうため、餃子は糖質制限には向かないと言われています。餃子の皮の糖質量
餃子の皮は、糖質が多い小麦粉で出来ています。「餃子の皮なんて薄いんだからちょっとぐらい食べても大丈夫」そうに見えますが、餃子の皮1枚には3gの糖質が含まれています。お店で餃子を注文すると6個一皿で出て来ることが多いので、お店で出される数を基準に6個食べてしまうと皮だけでも20g近くもの糖質を摂取することになります。
気になる餃子のカロリー
餃子の糖質量が見かけによらず結構多い事が分かった所で、餃子のカロリーはどうなのかと言いますと豚のひき肉などを使った基本的な餃子1個で大体30kcal～60kcal位なので一皿6個だと180kcal～360kcal前後という事になります。カロリーだけでいうとそんなに高くないのでカロリー計算上は食べてはいけないという事はなさそうです。
餃子の栄養素
餃子には基本的な材料として豚ひき肉、ネギ、ニンニク、ニラ、キャベツまたは白菜が入っています。栄養素としてはビタミンB1、B2やビタミンC、カリウム、鉄、食物繊維などがバランス良く含まれていて完全栄養食とも言われていますが、たんぱく質より炭水化物や脂質が多く、意外と塩分が多めなので食べ過ぎには注意が必要です。
餃子で糖質制限ダイエットをする！
餃子はカロリー的には食べても大丈夫で、栄養バランスも炭水化物や脂質と塩分量さえ抑えればなんの問題もありません。栄養バランスの中で問題の炭水化物は餃子の皮の事です。糖質制限で餃子が向かないと言われている理由も皮の部分です。という事は餃子の具を使って糖質の少ない食材で餃子を作れば糖質制限中でも遠慮なく餃子を食べる事ができます。
餃子の皮の代わりに使える食材
餃子の具材を自分で作った方が、塩分を抑える事ができ脂質も赤身を使ったひき肉に変える事で栄養面での問題はクリアできます。皮の代替え品として圧倒的に良く使われているのは油揚げです。油揚げ1枚の糖質量は0.4g位なのでとても低糖質な食材です。油揚げは、湯引きして油を落としてフライパンで焼いたりトースターで焼くとパリパリして満足のいく歯ごたえを出す事ができます。
餃子の具には糖質があまり入っていないので、油揚げの中に餃子の具を詰めてフライパンで焼けば油揚げがパリッとした食感の低糖質餃子のできあがりです。これなら、餃子でも糖質制限ダイエットをする事ができます。手羽先餃子は低糖質
自分で作る低糖質餃子には糖質がほぼ含まれていない食材であれば、餃子の具を挟んだり詰めたり、巻いたりしてそれなりに楽しみながら糖質制限中でも餃子を楽しむ事ができます。それでも、ガッツりした餃子が食べたいと思う時があると思います。そんな時は手羽先餃子を作ってみてはどうでしょう。
手羽先は糖質が0gなので手羽先餃子は糖質制限中の餃子のなかで、最も低糖質な餃子です。手羽先餃子は骨をとるのが面倒という人はネットで購入したり、手羽先餃子をメニューに載せているお店もあるので、外食の時に頼んでも大丈夫な餃子です。