ヨーグルトの糖質量とカロリー、栄養素、脂質
ヨーグルトの糖質量、カロリーは意外にも高い
スーパーマーケットやコンビニで売られている、アロエヨーグルトやプロビオヨーグルトなどの場合、糖質の平均値が10gを超えていることが分かりました。また、カロリーも100gあたり平均で89~100Kcalはあると思っていただいていいでしょう。
つまり、糖質ゼロシリーズや低糖質のヨーグルト以外の通常のヨーグルトは、糖質とカロリーが高いということなのです。ヨーグルトの栄養素について
ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌などを加えて発酵させたものです。そのため、栄養素が牛乳よりも優れているといわれています。ヨーグルトの主な栄養素は、ビタミン、タンパク質、ミネラルなどバランス良く含まれているため、健康食品としては優秀な食品といってもいいでしょう。
ヨーグルトの脂質について
ヨーグルトにも脂質は含まれています。脂質量は種類にもよりますが、通常の全脂無糖ヨーグルトで3g、脱脂加糖ヨーグルトで0.2gあります。脂質が気になる方は、脱脂ヨーグルトで無糖タイプのものを選ぶといいでしょう。
また、脂肪ゼロ系のヨーグルトは、完全に脂肪ゼロというわけではありません。パーセンテージで0%を切っていれば、たとえ表記が0.4%でも0.1%であっても、商品表記では「脂肪ゼロ」と表記してもいいのです。実際は完全に脂肪ゼロではありません。糖質の少ない・糖質ゼロのヨーグルトの種類比較
普通のヨーグルトよりも低糖質なヨーグルトはたくさん出回っています。では、どんなヨーグルトが糖質が少ないものなのでしょうか。糖質が少ない、または糖質ゼロのヨーグルトを、特徴別にピックアップして比較してみました。
ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは、通常のヨーグルトをろ過して水切りをしたヨーグルトで、とても濃厚な味わいのヨーグルトです。通常のヨーグルトと何が違うのかというと、通常のヨーグルトには「ホエイ」と呼ばれる水分が入っています。
ギリシャヨーグルトには、ホエイが入っておらず水切りをしているため、濃厚な味わいのヨーグルトになるのです。通常のヨーグルトと比較しても、糖質は100gあたり3.2gと少ない糖質であることがわかります。カスピ海ヨーグルト
カスピ海ヨーグルトとは、ヨーロッパ東部のコーカサス地方というところで食べられているヨーグルトのことです。日本では、家森さんという人が日本にヨーグルトを持ち帰ったことから、カスピ海ヨーグルトが日本でも流行るようになりました。
カスピ海ヨーグルトには、普通のヨーグルトとは異なる「クレモリス菌」という菌を使っているので、通常のものにはないカスピ海ヨーグルト独特の粘りがあるヨーグルトになります。そのため、健康に良いことで注目されるヨーグルトとなりました。 こちらのヨーグルトも、糖質は4.6gと通常のヨーグルトよりも少なめなのが特徴的です。そのため、甘みが少ないヨーグルトでもあります。ブルガリアヨーグルト糖質0
いわゆる「糖質ゼロ」が売りのヨーグルトです。ブルガリアヨーグルトは、加糖タイプと無糖タイプなど様々な種類のものが販売されています。さきほども述べましたように、脂肪ゼロのヨーグルトと同じように、ブルガリアヨーグルト糖質0にも、わずかながら糖質は含まれています。
小数点単位で糖質ゼロを求めている人にとっては、ブルガリアヨーグルト糖質0は、完全な「糖質ゼロ」とまではいかないでしょう。完全な糖質ゼロ、脂質ゼロはありませんが、糖質を少なくすることはできるのです。