糖質制限中の牛乳は大丈夫なのか?糖質・カロリー・栄養素など

料理の知識

糖質制限中のオススメの牛乳の飲み方は?

牛乳の種類によって、糖質やカロリーが異なることがわかりました。では、糖質制限中はどのように牛乳を飲むと良いのでしょうか?

牛乳は乳糖という糖質が含まれているため、糖質制限中は飲む量を減らす、または、飲むこと自体を控えましょう。先ほども述べたように、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳などの甘いものは、砂糖を多く使用しているため糖質制限中は飲むことを避けましょう。 コーヒー牛乳を飲みたい場合は、ブラックコーヒーに少量の牛乳を混ぜるなど、自分でアレンジしてみましょう。

糖質制限中に牛乳の代わりになる物とは?

「糖質制限中は牛乳を飲まない」という選択が一番ですが、どうしても飲みたくなるときもあるでしょう。そんなとき、牛乳の代わりにオススメなのが「豆乳」です。

豆乳には二種類ある!

豆乳には、「調整豆乳」と「無調整豆乳」の二種類があります。「調整豆乳」は、大豆固形分が6%以上で大豆の他に砂糖や塩などを加え飲みやすくしています。

そのため、糖質の量も一般的な牛乳とあまり変わりません。(調整豆乳の中には、砂糖不使用の物もあります。)一方、「無調整豆乳」は基本的に大豆固形分が8%以上と調整豆乳よりも高く、大豆と水から成っています。 下記で詳しく述べますが、豆乳の糖質量(無調整の場合)は、100mlでおよそ2.9gなので牛乳の糖質に比べて格段に低いことがわかります。 メーカーによっては、100mlで糖質が1g以下の無調整豆乳もあるので糖質制限中でも多めに牛乳が飲みたい方に最適です。食物繊維が豊富で砂糖が使われていない点も魅力の一つです。

牛乳と豆乳の糖質はどのくらい違うの?

ここでは、100mlの牛乳と豆乳を例に糖質を比べていきましょう。「普通牛乳」のカロリーは67kcalで糖質4.8g、「調整豆乳」のカロリーは64kcalで糖質4.5g、「無調整豆乳」のカロリーは46kcalで糖質2.9gとなります。

このように糖質の高い順に並べていくと、調整豆乳は普通の牛乳と比べてカロリー・糖質ともにほとんど変わらないことがわかります。糖質制限をしている方は、調整豆乳よりも無調整の豆乳を選びましょう。

賢く、美味しい牛乳を飲もう!

いかがでしたか?今回は牛乳の糖質やカロリー、栄養素・牛乳のオススメの飲み方についてご紹介しました。牛乳は、私たちの健康をサポートしてくれる優秀な飲み物です。

牛乳の種類によっては糖質が高い場合もあるので、「糖質制限中は牛乳の飲む量を減らす」「市販のコーヒー牛乳の代わりに自分で作ってみる」など、自分で工夫をしながら牛乳を飲むことをオススメします。糖質をマスターして、糖質制限中も美味しく牛乳を飲みましょう。
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