ほうじ茶に含まれるカフェインの量｜子供や妊婦にも大丈夫？

1歳児に与えて良いカフェイン量は1日あたり100mgとされています。まずはこの適量を守り与えることが大切です。また与える時間は就寝前は避けなければいけません。ほうじ茶を飲んでから、眠気が奪われる時間が始まるのが30分後からとされています。その後8時間から14時間の間眠気が奪われますので、少なくとも昼くらいまでには飲み終える必要があります。 また1歳児の子供がカフェインを過剰摂取すると、鉄分やカルシウムの吸収にも影響が出ます。鉄分やカルシウムの不足は、幼児の骨や歯を作る上で障害になります。また精神的にも不安定になる可能性があります。 赤ちゃんや幼児がほうじ茶を飲む際は、必ず適量を守り、与える時間にも気をつけましょう。

子供も安心して飲める？ほうじ茶に含まれるカフェイン量

ある程度成長した子供がほうじ茶を飲んでも大丈夫なのでしょうか。赤ちゃんや幼児のうちは、1日あたり与えても良いカフェインの量は100mgということでした。カップにして2杯程度です。

子供の場合ですが、個人差があるので一概には言えませんが、12歳以上になり体重が50kgを超えるようになれば、大人と同じようにカフェインを摂取しても大丈夫です。もしそれ以下であるならば控えた方が良いでしょう。何れにしても飲み過ぎはあまり良い影響がないことは言うまでもありません。

寝る前に飲んでも大丈夫？ほうじ茶に含まれるカフェイン量

カフェインには興奮作用や利尿作用があることは前述した通りです。したがってコーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物は、就寝前には飲まない方が良いことは理解できました。

そこで比較的カフェインを含む量が少ないほうじ茶は、就寝前に飲んでも影響はないのでしょうか。 ほうじ茶を就寝前に飲むことは、むしろおすすめできる行為です。なぜかと言うと、これもで何度も述べてきたように、ほうじ茶はコーヒーや紅茶に比べて含まれるカフェインの量が圧倒的に少ないです。これは成長した大人が就寝前に飲んでも全く影響のない量です。 それにも増して、ほうじ茶にはリラックス効果があります。ほうじ茶に含まれるテアニンという成分はお茶に含まれる旨味成分で、ストレス緩和、集中力の向上、リラックス効果そして睡眠の質の向上の効果があります。ほうじ茶の香ばしい香りとテアニンの効果により、就寝前に飲むほうじ茶は、質の高い睡眠を得るためにはとても効果的な方法です。

もっと日常生活にほうじ茶を

この他にもほうじ茶にはいろいろな良い効果があります。

美肌効果

美肌のためにはビタミンCが欠かせません。ほうじ茶にはビタミンCが豊富に含まれています。その量はレモンの5倍にも相当する量です。その他シミの予防、肌のハリの改善、皮脂の分泌の抑制などの美肌効果が期待できます。

通常ビタミンCは熱には弱いものですが、ほうじ茶に含まれるビタミンCは熱にも強いので効率的に摂取することができます。

ダイエット効果

ほうじ茶に含まれるカテキンという成分には、脂質や糖質の吸収を抑え、尚且つ体脂肪を燃焼させる効果があるため、ダイエットに適した飲み物です。日頃の運動に加えて、ほうじ茶を飲む習慣を身につけ、無理なく効率的なダイエットをしましょう。

虫歯口臭予防効果

またカテキンには雑菌の繁殖の抑制効果、抗菌抗酸化作用があります。口の中にできる雑菌は虫歯や口臭の原因になります。ほうじ茶を飲むことで、カテキンによる効果が虫歯や口臭の予防につながります。そのためにも毎日定期的にほうじ茶を愛飲したいものです。

もう安心してほうじ茶を飲める

いかがでしたか。ほうじ茶は、含まれるカフェインの量が他のお茶に比べて少ないだけではなく、その他の様々な体や心に良い効果があることが理解できました。たとえカフェインを制限されている人でも、正しい飲み方を心掛ければ誰でも気軽に飲むことができ、ほうじ茶の良い効果を実感することができます。安心してほうじ茶を飲むことができるでしょう。

早速今日からでも、日々の生活習慣の一つとして、ほうじ茶を飲む習慣を付け加えてみてはいかがでしょうか。