野菜ジュースの糖質とカロリー、栄養素
野菜の豊富な栄養素を手軽に摂れる野菜ジュースですが、その多くは果物の甘味を加えて飲みやすく作ってあります。そのため、見た目とは違い、以外とカロリーの高い飲み物です。飲みやすくて野菜の栄養が取れる野菜ジュースですが、ダイエットなどで糖質制限をしている方いとっては、含まれるカロリーや糖質を気にしたい飲み物の1つです。
代表的な野菜ジュースのカロリーと糖質の量は、次のとおりです。比較のためオレンジジュースと並べてみると、以外とカロリーがあることがわかります。
【野菜ジュース100mlに含まれるカロリーと糖質の例】 ・伊藤園「1日分の野菜」 カロリー36kcal、糖質7.6g ・伊藤園「充実野菜」 カロリー34kcal、糖質7.8g ・カゴメ「野菜生活100」 カロリー32kcal、糖質7.4g ・小岩井「無添加野菜31種の野菜100%」 カロリー25kcal、糖質4.5g
【比較例】 ・オレンジジュース カロリー42kcal、糖質8g
とはいえ、野菜ジュースには、野菜本来の栄養素が豊富に含まれています。例えば、伊藤園の「1日分の野菜」は、管理栄養士の98%が推奨しており、現代の日本人に不足しがちなカリウムやカルシウム、食物繊維などの栄養素がしっかり含まれています。食べる量を減らしている糖質制限されている方にとっては、カロリーに注意しながらでも飲みたい飲み物です。
糖質が少ない、オフ・糖質ゼロの野菜ジュースの紹介
以外とカロリーの高い野菜ジュースですが、カロリーや糖質を抑えた商品も販売されています。糖質制限中の方にはこういった商品がおすすめです。例えば、伊藤園の1日分の野菜は、100ml当たりのカロリーは36kcalもあります。しかし、糖質をカットしたカゴメの「野菜ジュース糖質オフ」のカロリーは、100ml当たり11kcalしかありません。
とはいえ、味は保証できません。伊藤園の1日分の野菜は、ほのかな甘みがあって飲みやすくできています。しかし、カゴメの野菜ジュース糖質オフは、甘味がない分、野菜本来の味が口の中に広がります。人によっては、青臭さを感じてしまうかもしれません。トマトジュースは低カロリー・低糖質
また、トマトのみを使ったトマトジュースは、一般的な野菜ジュースに比べると、カロリーが低めです。トマトジュースはちょっとクセがあるので、苦手が人もいるでしょう。「青臭さは苦手だけどトマトならいける」という人なら、以下のようなカロリーの低いトマトジュースを飲むと良いでしょう。
【糖質カット野菜ジュース100mlに含まれるカロリーと糖質の例】 ・カゴメ「野菜ジュース糖質オフ」 カロリー11kcal、糖質1.6g ・カゴメ「野菜と果実糖質30%オフ」 カロリー19kcal、糖質4g ・カゴメ「トマトジュース食塩無添加」 カロリー20kcal、糖質3.9g ・デルモンテ「食塩無添加トマトジュース」 カロリー20kcal、糖質3.8g
野菜ジュースは糖質が多い?太る?
野菜ジュースは以外とカロリーが高く、糖質が多めに含まれています。これは、野菜だけでは青臭くて飲みにくいことから、リンゴなどのフルーツや、ニンジンなど甘味の多い野菜を入れて飲みやすくしているためです。
例えば、野菜の栄養素とぶどうのポリフェノールを同時に摂れて、ジュース感覚で飲めるカゴメの「野菜生活100エナジールーツ」は、100ml当たり40kcalもあります。含まれているカロリーや糖質は、オレンジジュースとほとんど変わりません。サラダ替わりに1日に何杯も飲んでいると、気が付かないうちに余計なカロリーを摂ってしまい、太る原因になってしまいます。