緑茶に含まれるカフェイン量|カフェインレス緑茶

料理の知識

緑茶に含まれるカフェイン量はどのくらい?

緑茶に含まれるカフェイン量|カフェインレス緑茶

日本人の心を和ませてくれる「緑茶」。健康にいいとされている一方で、カフェインがたくさん含まれていることを気にされている方もいるのではないのでしょうか。一般的に、緑茶にはどれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。

緑茶のカフェインは150mlあたり18~30mgといわれています。(玉露を除く) この差は、使う葉によって生まれます。一番茶と二番茶でそのカフェイン量を比べてもあまり差はありません。しかし、若い葉と成熟した葉で比べると、若い葉で淹れた緑茶のほうがカフェイン量は高くなります。 そのため新芽のうちに日光を遮って育てる玉露は、150mlあたり150mgもカフェインを含んでいます。これは、エスプレッソコーヒー1杯分(50ml中に140mg)よりも多いことになります。 ちなみに、体重60キログラムの人が一回に摂取していいカフェイン量は180mgとされています。

そもそも緑茶とは?

緑茶とは、チャノキから摘み取った茶葉を加熱処理したものです。葉っぱ自体も、お湯を注いで作るいわゆる「お茶」と呼ばれるものも、総称して緑茶となります。緑茶にあたるものは、煎茶、ほうじ茶、抹茶、ジャスミン茶、烏龍茶、プーアル茶、玉露など様々で、世界中で親しまれています。日本では主に緑茶というと煎茶をさすことが多いです。

カフェインレスの緑茶

「緑茶は大好きだけどカフェインが多いのなら飲むのは控えよう」そう思った方には朗報です。最近ノンカフェインをうたう緑茶はたくさん販売されています。

例えば画像に使わせていただいた『【ニュアージュ】 ノンカフェイン緑茶 50g』 こちらの商品は、製茶後にカフェインを取り除く「液体二酸化炭素抽出法」という技術で、乾燥茶葉中のカフェインは100g中0.3%未満となっています。「液体二酸化炭素抽出法」は化学薬品などを使わず65~70気圧を与えて常温にて処理する方法なので、安心して飲むことができます。風味も損なわれていないおいしいノンカフェイン緑茶です。

水出し緑茶のカフェイン量は?

普通の茶葉からカフェインレスの緑茶を自宅で淹れる方法もあります。それが『水出し緑茶』です。カフェインは熱に溶けやすい性質を持っています。そのため熱湯ではなく水で抽出することでカフェイン量はぐっと抑えることができます。

なんと冷水で約半分、0.5℃では80%ものカフェインを減少させることができるのです。そこでおすすめしたいのが水だし緑茶以上に優秀な『氷出し緑茶』。作り方は簡単。氷水で茶葉から緑茶を抽出するだけです。コツは、焦らずじっくりと抽出すること。 暑い夏には特におすすめです。温かい緑茶を飲みたいという方は、氷水から茶葉を取り出した後に温めるといいでしょう。おいしさそのままにカフェインを減らすことができるので、試す価値は大いにあります。
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