カフェインゼロの緑茶が誕生!
2014年、大手飲料メーカー「キリン」が、カフェインゼロの緑茶を抽出する技術「カフェインクリア製法」を開発し、唯一のペットボトル入りカフェインゼロ緑茶をヒット商品である『生茶』から発売しました。
「カフェインクリア製法」は茶抽出液からカフェインを選択的に吸着除除去する特許製法です。100ml当たりのカフェイン含有量は0.001g未満でほぼゼロといえます。苦みや渋みがなくすっきりおいしいのが特徴で、カフェインは取り除いてもカテキンやテアニンはそのまま残されています。 「カフェインを控えたいけど緑茶を飲みたい」という時は、『キリン 生茶デカフェ PET 緑茶』をおすすめします。「カフェインゼロなのにコクがあり濃い」「さっぱりしていて飲みやすい」「妊娠中も安心して飲める」というレビューが届いています。妊娠中に緑茶を飲んでも大丈夫?
妊娠中でも、リラックスしたい時やお茶を飲む習慣のある方はつい緑茶が飲みたくなってしまうのではないでしょうか。よく、コーヒーを妊娠中に飲むのはよくないと言われますが、緑茶はどうなのでしょうか。やはり妊娠中は緑茶の飲み方にも気をつけたほうがよいでしょう。
妊娠中の緑茶摂取に気をつけるべき理由とは?
妊娠中の緑茶の摂取に気をつけなければいけない理由はいくつかあります。
ひとつは、カフェインは胎児の体に蓄積されやすいためです。カフェインが蓄積されると、胎児の発育を阻害するというリスクがあります。また、肝機能の低下や高血圧を引き起こす可能性もあります。 ふたつ目に、カフェインは胎盤を作るための血液を減少させてしまう恐れがあります。そのため、胎盤や赤ちゃんの体を作る重要な期間である妊娠初期は、特にカフェインの摂取には気をつけたほうがよいでしょう。 そしてもうひとつ。これはカフェインではなく、緑茶に含まれるタンニンという成分が引き起こすことなのですが、タンニンは鉄と結合し鉄の吸収を阻害するため、貧血を起こしやすくなります。そのため、貧血になりがちな妊婦さんは摂取に気をつけたほうがよいでしょう。 また、カテキンは葉酸の吸収も阻害してしまいます。しかし、全くとってはいけないわけではありません。妊婦さんのカフェイン摂取量の目安は1日に200mg以内とされています。摂取量を守り、安全にお茶を楽しみましょう。授乳中でも大丈夫?
出産後ならば安心して緑茶を飲んでも大丈夫なのでしょうか。
答えはノーです。お母さんが摂取したカフェインは血液に溶け込みます。母乳は血液から作られますから、カフェインはそのまま赤ちゃんの体に入っていくことになります。乳児は大人と違いカフェインをうまく分解することができないため、身体に蓄積されていきます。 そうするとカフェインの興奮作用によって夜泣きがひどくなったり、情緒不安定になってしまう恐れがあります。授乳中は妊娠中と同じくカフェインの摂取には気をつけましょう。