セロトニンを増やす食べ物や飲み物・セロトニンを減らす食べ物

料理の知識
しかし朝食やおやつに、食後のデザートにバナナやイチゴなどを食べることはセロトニンの摂取はもちろん、ビタミンCの摂取にも有効です。

食べ物でセロトニンやノルアドレナリンを増やす方法

セロトニンを増やす食べ物や飲み物・セロトニンを減らす食べ物

これまでは三大神経伝達物質の一つであるセロトニンの役割や効果、またセロトニンを増やす食べ物について見てきました。次にこれも三大神経伝達物質の一つであるノルアドレナリンについて見てみましょう。ノルアドレナリンもセロトニン同様に、私たちには欠かすことのできなし物質です。そもそもノルアドレナリンとはどんな成分なのでしょうか。

ノルアドレナリンとは

ノルアドレナリンはセロトニン、ドーパミンとならんで三大神経伝達物質の一つです。ノルアドレナリンはストレスに反応して分泌されます。

人は危機的状況や緊張を強いられる場面で、自分がどのような行動をしたら良いかを判断します。このような場面において、ノルアドレナリンが程よく分泌されることにより、正しい判断が出来るようになります。 また何度もそのような場面を経験することによりストレスに強くなり、リーダーシップ力が養われます。まさにストレスに対する学習機能を備えた心強い物質と言えます。 ノルアドレナリンが不足するとストレスに弱くなってしまいます。さらには無気力無関心な精神状態になります。いわゆるぼーっとした状態です。また注意力や判断力が鈍りますので仕事や勉強したり、危険な場面に遭遇した時などにはとても支障をきたします。 逆にノルアドレナリンが多すぎると、攻撃的になったり、感情的になったりと感情の起伏が激しくなります。常に適度な量が分泌されている状態が望ましいと言えます。 したがってノルアドレナリンは状況に応じて適度にバランスよく分泌されていることが、私たちにとってはベストな状態ということになります。

食べ物でノルアドレナリンを増やすにはセロトニンを増やすこと

ノルアドレナリンを増やす最も良い方法は、セロトニンを増やすことです。セロトニンはノルアドレナリンが不足するのを防ぎ、合わせて過剰になるのも防ぎます。したがって前述した様にトリプトファンを多く含む食べ物を食べる事でセロトニンが増え、ひいてはノルアドレナリンも同時に増やす事ができるという事になるのです。

もう一度トリプトファンを多く含む食材ランキングを確認して、それらの食べ物を食べるようにしましょう。

食べ物でドーパミン・セロトニン・オキシトシンを増やす方法

セロトニンを増やす食べ物や飲み物・セロトニンを減らす食べ物

次に三大神経伝達物質のもう一つの物質であるドーパミンについて見てみましょう。また合わせてオキシトシンという物質についても見てみます。これらはどのような物質でどのような働きがあるのでしょうか。

また食べ物でドーパミンやオキシトシンを増やす方法も確認してみます。

ドーパミンとは

ドーパミンは別名「快楽ホルモン」と呼ばれています。人は誰かに褒められたり、目標を達成したり、多くの報酬を得たりした時、心は快感状態になります。いわゆる「嬉しい〜」「やった〜」という状態です。それがドーパミンが分泌されている状態です。その快感状態により脳が活性化され、集中力、やる気が増します。

人は一度その快楽の味をしめると、またその快楽を味わいたいと感じるものです。するとまたドーパミンが分泌されるという好循環を生み出します。 逆にいつも落ち込んでいるとドーパミンが減ってしまいます。ドーパミンが減るとますますやる気がなくなり、更にドーパミンが減ってしまうという悪循環に陥ります。常に心を前向きにして、小さくてもいいので多くの成功体験を重ね続けることが、ドーパミンを減らさないためにはとても大切です。

食べ物でドーパミンを増やすには

ドーパミンは食べ物で増やすことができます。チロシンという非必須アミノ酸を含む食べ物を多く摂ることでドーパミンを増やすことができます。それではチロシンを含む食べ物をご紹介します。

大豆食品:高野豆腐、きな粉、湯葉など 肉類:豚ロース、鶏胸肉など 魚類:カツオ、マグロ、しらす干しなど 乳製品:ヨーグルト、牛乳、チーズなど

割と身近にある食べ物です。またこれらを見てみると、前述したセロトニンを増やすために必要なトリプトファンを多く含む食べ物と同じものが多いのがわかります。つまりこれらの食べ物を食べてドーパミンを増やすことは、セロトニンを増やすことにつながることが理解できます。毎日のように食事に取り入れたいものです。

オキシトシンとは

人はストレスを受けると、それを和らげようとしてオキシトシンというホルモンを分泌します。また人間同士のふれあい、スキンシップでも分泌されるところから「愛情ホルモン」などと言われています。

オキシトシンを増やすにはスキンシップをしましょう。特に夫婦や親子の間柄では積極的にスキンシップをする事をおすすめします。最初のうちはぎこちなかったり、相手に嫌がられる事もあるかもしれません。でもそこでめげてはいけません。回数を重ねるごとにオキシトシンが増えて、夫婦関係や親子関係が良好になり、愛情を持って相手に接する事ができます。 また良いおこないを率先してすればオキシトシンを増やすことができます。良いおこないとはその人の愛情から生み出された行為です。オキシトシンが増えるのも頷くことができます。

食べ物でオキシトシンを増やすには

結論からいうと残念ながらオキシトシンを増やす食べ物はありません。オキシトシンはアミノ酸でできていて、オキシトシンを体内で吸収するためには分解する必要があります。しかし分解することによりオキシトシンは別の物質に変化してしまうからです。

食べ物で増やすことができなければ、前述したように積極的なスキンシップ、率先した良い行いを実践してどんどんとオキシトシンを増やしていきましょう。そうすれば雪だるのようにだんだんとオキシトシンの量が大きくなります。

エストロゲンやセロトニンを増やす食べ物

セロトニンを増やす食べ物や飲み物・セロトニンを減らす食べ物

エストロゲンとは

エストロゲンは女性ホルモンの一つです。女性が女性らしくあるために必要なホルモンです。その効果は女性らしく丸みのおびた体を作ったり、卵胞の成熟を促したりします。また生理不順の解消にも効果があります。しかしエストロゲンは加齢とともにその分泌量が減っていきます。エストロゲンが不足すると更年期障害の原因にもなります。

減ってきたエストロゲンを増やす方法には、食べ物やサプリメントでの摂取、漢方やツボ押しなどで分泌量を増やすことができます。 それではエストロゲンを増やす食べ物とはどういうものなのでしょうか。

エストロゲンを増やす食べ物

エストロゲンを増やすには規則正しい生活が基本です。早寝早起き、バランスよく食事をとる、適度な運動をする、穏やかでストレスの少ない生活態度を心がけましょう。

エストロゲンを増やすには、大豆イソフラボン、ビタミンE、ビタミンB6を含む食べ物を摂ることが良いとされています。 大豆イソフラボンにはエストロゲンと似たような働きがあります。更年期障害による精神的症状を和らげる働きがあります。主に大豆を原料とした納豆、豆腐、おから、みそ、厚揚げなどの食べ物に多く含まれています。
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