鉄分とビタミンCどちらも含む食べ物
ビタミンCはそのままでは吸収されにくい非ヘム鉄を、吸収されやすいヘム鉄に変える働きを持っています。このことからビタミンCと鉄分の入った食べ物を同時に摂取することが望ましいです。食後に新鮮な果物を摂ることも鉄の吸収UPにおすすめです。
「緑黄色野菜の王様」とも言われるホウレンソウ、この食品はビタミン類や鉄をどちらも含み、さらにカルシウムなどミネラル類も豊富に含む、大変栄養価の高い食べ物です。冬の鍋に人気の春菊もホウレンソウ同様、ビタミン、鉄分、様々な栄養素を同時に含む理想的な食べ物です。 貧血気味の女性や虚弱体質の方はぜひ、心がけて摂取していきたい食べ物です。ビタミンCを含む食べ物を食べると風邪に効く理由
人の身体には様々な防御システムの免疫機能が備わっていて、ウイルスなどの微生物が体内に侵入すると途端にウイルスの排除活動が始まります。このウイルスと戦っている時にでる症状がいわゆる「風邪」です。
ウイルス排除の活躍するのが白血球ですが、ビタミンCはこの白血球の活動を活性化させる働きをも持っています。血中のビタミンC濃度が高いほど、白血球の活性度が高いということがわかっています。この白血球が大活躍してくれれば風邪は早く治ります。ビタミンCが風邪に効果があると考えられる理由だと言えるでしょう。 その他、コラーゲンの生成により、のどや鼻の粘膜を強くすることにも繋がっています。粘膜を強くすることで風邪の原因となるウイルスの侵入を防ぐ働きがあるといわれています。ビタミンCとクエン酸どちらも含む食べ物
ビタミンCとクエン酸、その違いはご存知ですか?おそらくビタミンC=クエン酸と思っている方も多いのではないでしょうか。ここではクエン酸について解説していきます。
「疲労回復」「キレート効果」「肝機能の改善」「エネルギーを作る」この4つが主なクエン酸の働きです。クエン酸は酸味がありますが、疲れたら酸っぱい食べものを取るといい、と昔から言われているのは、このクエン酸のことを指しているのでしょう。ビタミンCにも酸味はありますが、ビタミンCだけで食べ物のすっぱさを変えるほどの影響力はありません。 このクエン酸とビタミンCを両方含む食べ物は、梅干し、レモン、ミカン、そしてシークワーサーなどが代表です。柑橘類に多いです。ビタミンCとクエン酸をどちらも摂取できる優秀な食べ物たちなので、ジュースにしたり、休憩中にちょっとつまんだり、疲れたなぁと感じているときは、進んで摂取したい食べ物です。サプリ
さて、ここまでビタミンC/B群/E、鉄分、コラーゲン、クエン酸と様々な成分を見てきましてが、それでもなんだか不足している、きちんと食べ物から栄養が取れているか心配という方は、現代人の味方サプリに頼りましょう。あくまでも補助食品だということを忘れずに摂取してください。
どのサプリから買ったらいいの?
サプリはコンビニやスーパーなど、どこでも手軽に変えますが、ファンケルやDHC、ネイチャーメイドなどが有名です。自分の症状や生活に合わせて、明らかに不足成分がわかる人は少ないのではないでしょうか。そんな方はまず、マルチビタミン、マルチミネラルの購入をおすすめします。全体的なバランスがアップすると、必要な栄養分が底上げされて、効果が発揮されやすいです。
ビタミンCを味方につけて快適な生活を!
ビタミンCがあなたの強い味方だということはわかりましたか?ビタミンCが体に良いと言われる理由はこんなにたくさんあったのです!今回は野菜や果物を中心に紹介してきましたが、日頃から手軽に食べられる身近な食べ物ばかりです。
ぜひ、普段から少し注意を向けてビタミンCを含む食べ物を摂取していきましょう。いつまでも若々しく快適な生活を送ることができるでしょう。