ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

料理の知識

パンは玄米に比べて炭水化物、タンパク質が多い食品でが、カルシウムも豊富に含まれていて、ビタミンB1・B2も含まれています。また、パンは消化速度が速く玄米よりも消化吸収が良いため脂肪が蓄積されやすくなります。カロリー率でも見ると、玄米よりも約1.5倍高く、バターや卵、牛乳などを使用しているため脂質も高い食べ物となっています。しかし、カルシウムは玄米よりも高いことは確かです。

第1位・シリアル(コーンフレーク) カルシウム含有量47mg

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

ダントツの1位はシリアルです。朝食や小腹が空いたときに食べることが多いシリアルですが、食品メーカーによっては一食分のカロリーや栄養価に差があります。シリアルの主成分は、糖質の他にビタミンやZ食物繊維などの栄養バランスがとれた食べ物です。

主菜類(肉・魚介類)

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

主菜はタンパク質や脂質、鉄の供給源です。肉類や魚、大豆製品、卵などが主な食べ物にあたります。食事の中でメインのおかずになることが多いです。ここでは、肉類、魚介類の2種類に分けて紹介していきます。

肉類第5位・豚肉 カルシウム含有量3㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

豚肉には、糖質の代謝や神経の働きに関与するビタミンB群がとても豊富です。その量は牛肉の約10倍になり、疲労回復に効果的です。また良質なタンパク質だけでなく、肝臓には鉄やビタミンAであるレチノールも多く含まれています。脂肪分が多い豚バラ肉で調理する場合は、豚バラを茹でたりするなどして調理を工夫すればカロリーを抑えることができます。カルシウム含有量としては、肉類の中で一番少なくこの順位になりました。

肉類第4位・牛肉 カルシウム含有量4㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

牛肉には良質なタンパク質と鉄が豊富に含まれています。特に鉄は豚肉に比べて含有量が多く、貧血予防に効果的です。さらに、人が体内で合成できない必須アミノ酸のバランスも非常に優れています。栄養成分は脂質が多くタンパク質は少なめです。和牛のバラ肉よりかは脂肪が少なく、水分とタンパク質が多いです。

肉類第3位・羊肉 カルシウム含有量5㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

羊肉は非常に脂質が少ないので、鉄が豊富に含まれているため貧血予防に効果的です。肉質がとても柔らかく、消化にも優れているので、内臓が疲れているときには強い味方になってくれます。日本ではあまり羊肉は生産されておらず、そのほとんどがオーストラリアやニュージーランドなどの輸入品です。

特にオーストラリア産は「世界で最もグレードの高い羊肉産出国」と言われるほどの生産量を誇っています。本州付近では馴染み深くありませんが、北海道地方では「ジンギスカン鍋」や「ラムチョップ」など羊肉を使った料理が、数多くのお店出されている食べ物でもあります。

肉類第2位・鶏肉 カルシウム含有量7㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

第2位は鶏肉です。皮以外の部位は低カロリーなため、脂質が少ないのが特徴です。また、必須アミノ酸のバランスもよいので、体力回復にも最適です。ビタミンAであるレチノールも豊富なので、ケガ予防や風邪予防にも効果的です。クセのない味で肉質も柔らかい部位もあるため、調理法や組み合わせる食材、様々な調味料との相性がいい多彩な食べ物です。

肉類第1位・馬肉 カルシウム含有量11㎎

第1位は馬肉です。居酒屋のメニューでも定番の食べ物です。馬の赤身肉は「サクラ」とも言われ、バラ肉やたてがみなどの部位が馬刺しに用いられています。厚生労働省によると、-20℃で48時間以上冷凍することによって、寄生虫が死滅し生で食べられるとのことです。カルシウム含有量としては、他の肉類に比べて唯一の2ケタ以上の含有量が含まれています。

魚介類第5位・アジ カルシウム含有量26㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

アジの脂肪には脳を活性化させる作用を持つ脂肪酸が含まれています。勉強や運動などにも集中力を高めてくれます。こ脂肪酸には結構を良くし、頭痛などを改善する効果もあり、健康を保てます。他にも、体の成長と細胞の再生を促進する良質なタンパク質豊富です。一般的にスーパーなどで出回っているアジは「マアジ」が多く。焼きアジやアジフライなど数多くの料理に使われています。

魚介類第4位・サンマ カルシウム含有量32㎎

サンマの血合いには貧血予防に効果的なビタミンB12が豊富に含まれています。また、タンパク質の代謝を助けるビタミンB6も多い食べ物です。さらに、サンマの脂質には良質な不飽和脂肪酸(植物性の脂質)が多く含まれており、記憶力の保持に役立つ働きを持ちます。

たっぷりと乗った脂を避ける人もいますが、サンマの脂は必須脂肪酸などといった健康に良い脂が含まれています。これらの成分は、脳梗塞の発症や脳卒中の再発率を下げる作用がありヒトにおいては冠動脈疾患に有効と言われています。

魚介類第3位・アサリ カルシウム含有量66㎎

アサリにはビタミンB12の栄養成分が多く含まれており、アサリご飯や酒蒸し、佃煮、味噌汁など多彩な料理に使われる食べ物です。産卵次次期は春と秋が一般的で、親貝は10ヵ月以上で、水温が春が19℃から24℃、秋は23℃から15℃程度で、大きさは20㎜~25㎜以上の大きさが食べごろです。

魚介類第2位・シジミ カルシウム含有量130㎎

シジミにはレバーに匹敵するほどの鉄や銅、ビタミンB12が含まれています。これらの栄養素がヘモグロビンや赤血球の形成を助けてくれることによって、貧血予防につながっていきます。シジミは国内の多くの湖や川で採れる貝ではありますが、近年は国内養殖よりも輸入品が多く流通しています。

シジミは味噌汁の具として使われるのが一般的ですが、こちらもアサリと同じように佃煮や炊き込みご飯などのレシピにも合う食べ物です。

魚介類第1位・うなぎ カルシウム含有量292.5㎎

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

ビタミン群が豊富なうなぎは疲労回復に役たちます。食欲増進にも絶大な効果があります。特にビタミンAは風邪を予防してくれるので、体を健康な状態に維持してくれる食べ物です。

脂の乗ったうなぎは脂質の割合が高くカロリーも多くなりやすいですが、よく比較されるアナゴは脂質の割合が少なく、カロリーも低く淡泊な味となっています。

野菜類

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物ランキング

副菜はビタミンやミネラル、食物繊維の供給源となる食べ物です。野菜や海藻類が主な食べ物にあたります。特にビタミン群は体の機能を整えてくれる働きをしてくれるので、体調管理には欠かせない食品です。

第5位・つるむらさき カルシウム含有量150㎎

つるむらさきは、熱帯アジアなどが原産地でツル性の一年生草本です。日本でも栽培されており、夏に出回る食べ物です。つるむらさきはほうれん草やモロヘイヤにやや似た独特のぬめりや粘り気があり、中華料理でも炒め物などに使われている食べ物です。日本では主に沖縄で栽培され、じゅびん(地紅)と呼ばれ島野菜の1つとして認識されています。

おひたしや味噌汁などに薬味として用いられたりします。栄養価が高くほうれん草よりも優れており、ビタミンAやカルシウム、鉄など非常に多く含まれています。
タイトルとURLをコピーしました