生野菜は効果は大きいが一度に大量には食べられない
生野菜のメリットとしては、そのまま野菜の栄養を摂取することができますが、一度にたくさんの量を摂取することができません。
厚生労働省では、野菜の一日の摂取量を350グラムとしていますが、これを生野菜で摂取するとなるとかなりのボリュームになります。 また、生野菜の中にはそのまま摂取すると吸収が悪いものや、炒めた方が体内への吸収の効率を上げるものもあります。生食で食べた方が栄養価が高い野菜10個
野菜には炒めたり茹でたりなどさまざまな食べ方がありますか、生野菜で食べた方が栄養価が高くなるものもたくさんあります。せっかく野菜を摂るなら、栄養価が高いまま取り入れたいという方も多いでしょう。
ここでは、生食で食べた方が栄養価の高い野菜を10個ご紹介します。野菜1:キャベツ
キャベツにはビタミンCやアミノ酸、カルシウムが豊富で、葉の部分にはカロテンが多く含まれており、健康維持に効果的な野菜です。
また、食物繊維や胃炎などの回復に効果のあるビタミンUも含まれ、腸内環境を整える働きもあります。 キャベツは生でも食べやすく、味の変化も付けやすいので、腸内環境が荒れやすい方などは日常的に取り入れるのがおすすめです。野菜2:ブロッコリー
ブロッコリーはビタミンが豊富な上に、鉄分やカルシウム、カロテンも含まれているので、健康と美容には最適の生野菜になります。カロテンとビタミンCはキャベツの4倍あり、糖尿病予防や血圧を下げる働きもあります。
ブロッコリーは大きさもカットしやすく、サラダとしても食べやすいので、積極的に取り入れて生活習慣病予防に役立てましょう。野菜3:パプリカ
生野菜の中でも馴染みのあるパプリカは、ピーマンと似ていますが唐辛子の栽培品種で、ビタミンが豊富なのが特徴です。
免疫アップや美肌効果の高いビタミンCや、抗酸化作用の高いビタミンP、エイジング効果の高いビタミンEが含まれています。これらのビタミンは水溶性ビタミンのため、茹でたりするとビタミンが壊れてしまうのが特徴です。そのため、パプリカは生でサラダなどで食べるのがおすすめです。野菜4:大根
大根は一年を通してお店に並んでいて、手に入れやすい生野菜でもあります。
大根にはイソチオシアネートという辛味成分が含まれており、代謝力アップとダイエット効果があります。ほとんどが水分ですが、胃腸の働きを助けたり、発ガン性物質を抑える働きもあります。 大根は生でも食べやすい野菜なので、大根おろしにして添え物にしたり、サラダとして取り入れるのがおすすめです。野菜5:トマト
トマトは生野菜の代表的な野菜で、サラダなどで取り入れる方も多いでしょう。
トマトにはリコピンという成分が含まれ、活性酸素の発生を抑え、抗酸化作用に優れています。血圧を下げ、がんや動脈硬化の予防にも効果があります。 トマトは味の変化を付けやすいので、ドレッシングで味を変えながらそのまま食べたり、スープやサラダにトッピングしてもおすすめです。