お茶のカフェイン量・カフェインレスやカフェインゼロのお茶

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ほうじ茶

実はほうじ茶も緑茶の一種です。煎茶や番茶などをきつね色になるまで炒ったものがほうじ茶になります。あの独特な香ばしく癖のない風味はほうじ茶の特徴です。

ほうじ茶に含まれるカフェイン量は20mgと少なめです。このくらいの量で正しい飲み方をすれば、妊婦や寝る前に飲んでも影響はありません。

玄米茶

緑茶の一種である煎茶や番茶などに、水に浸して蒸してから炒った玄米をほぼ同じ量ブレンドして作られたのが玄米茶です。番茶は煎茶の味わいと、炒った玄米の香ばしい香りを楽しむことができるお茶です。

この玄米茶に含まれるカフェインの量は10mgとこちらもほうじ茶同様とても少ないので、子供やお年寄りの方でも安心して飲むことができます。

カフェインの量が少ないカフェインレスのお茶はどれ?

お茶のカフェイン量・カフェインレスやカフェインゼロのお茶

それではほうじ茶や玄米茶のように、比較的カフェインの量が少ないお茶は他にはどのようなものがあるのでしょうか。

抹茶

抹茶とは碾茶(てんちゃ)というお茶を粉末状にしたものです。碾茶とは茶葉に日差しが当たらないように育て、揉まずに乾かしてから余分なものを取り除いたお茶です。日が当たらないにようにすることで、旨味が豊富で柔らかい新芽へと育つからです。その碾茶を石臼などで引いて粉状にしたものが抹茶です。

抹茶に含まれるカフェインの量が100mlあたり30mgです。この量はほうじ茶や玄米茶とほぼ同じくらの量です。

烏龍茶

烏龍茶は中国のお茶の一種です。半発酵茶と呼ばれ、お茶の葉に含まれる発酵酵素を若干働けせて加熱処理をして作るお茶です。ちなみに緑茶は、摘み取ったお茶をすぐに加熱処理をして、発酵酵素を働かないようにして作ったお茶です。

茶葉は発酵させることにより酸化が進み、赤く変化します。つまり緑茶も烏龍茶も元々は同じ茶葉からできているのです。 烏龍茶のカフェインの量は20mgと煎茶、ほうじ茶とほぼ同量のカフェイン量です。

番茶

番茶も緑茶の一種です。番茶とは若い芽ではなく、ある程度成長した硬い葉や古葉など、時期的に遅く摘んだお茶のことです。癖がなくスッキリした味わいが特徴のお茶です。

番茶に含まれるカフェインの量は10mgととても少ないです。

カフェインフリー・カフェインゼロのお茶はあるの?

お茶のカフェイン量・カフェインレスやカフェインゼロのお茶

今までは比較的カフェインの量が少ないお茶を見てきました。そこで全くカフェインを含まないお茶はあるのでしょうか。実は案外カフェインを含まないお茶は数多くあります。きっと誰もが飲んだことがあるお茶も含まれています。

それでは妊娠中の女性や小さな子供、また寝る前に飲んでも安心なカフェインフリー・カフェインゼロのお茶を見てみましょう。

ルイボスティー

最近の健康ブームで話題のルイボスティー。ルイボスティーはカフェインを含まないお茶です。カップに入れた時の見た目は紅茶のように茶色で、味も紅茶に近く、渋みやクセがなくほんのりと甘味を感じます。とても飲みやすいのが特徴です。カルシウムやマグネシウム、鉄などを多く含みますので、むくみや冷え性などに効果を発揮します。

またルイボスティーはSOD(スーパーオキシドジムスターゼ)という抗酸化作用のある物質を含んでいるので、活性酸素を除去し、肌の老化を少なくする美肌効果が期待できます。女性にはとても嬉しいお茶です。

そば茶

お茶のカフェイン量・カフェインレスやカフェインゼロのお茶

炒ったそばの実を原料にしています。原料はそばの実ですがそばの味はほとんどしません。個性的で香ばしい味のするお茶です。そばの実にはビタミンPの一種であるルチンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。ルチンには血液をサラサラにしてくれる効果があるので、動脈硬化や高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病の予防・改善効果が期待できます。

またビタミンCの吸収を促す効果もありますので、ビタミンCを含む食べ物と一緒に撮ることをおすすめします。
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