サブカルクソ女とは
サブカルチャーと呼ばれるものが市民権を得てずいぶんと経ちます。本来のサブカルチャーはアンダーグラウンドでダーク、主流とは反する対抗文化です。しかし、日本でサブカルと呼ばれる文化は、独自の進化を遂げています。
サブカルチャーを愛する女性をサブカル女子と呼び、その蔑称として「サブカルクソ女」という呼び方が誕生しました。彼女たちの生態や特徴を紐解いてみましょう。サブカル女子との違い
サブカル女子は自分の好きなものに拘りがあります。ファッションは、男子ウケしなさそうな原色や露出の少なめなアイテムで身を固めています。応援しているバンドが売れ始めると、興味をなくし、常に流行りの逆を行きます。
サブカルクソ女も基本はサブカル女子と同類です。しかし、決定的に違うのは、さらに痛いことです。「クソ女」と呼ばれることを受け入れ、自ら楽しんでいる節さえあります。サブカルクソ女の特徴
では、サブカルクソ女の特徴とは、どんなものなのでしょう。一番の特徴は、その独特のファッションと言えます。遠目でも「サブカルクソ女だ」と認識できるような、いでたちです。
ファッションだけでなく、サブカルクソ女の内面の特徴も紹介していきます。案外、自分との共通点を発見するかも知れません。心理面
サブカルチャーに興味があり、好む人は少なからず存在しています。彼らはサブカルだけでなく主流派のカルチャーも楽しみ、特に区別をしていません。自分が面白いと感じれば拘りなく選択します。
サブカルクソ女と呼ばれる人たちは、あえてサブカルをチョイスし、主流派を拒絶しています。特に、トレンドとされるものは徹底的に避け、天邪鬼な態度にでるのが特徴です。特徴1:流行っているものは嫌い
基本的に主流のものが嫌いで、世の中に溢れている流行りものを極端に嫌います。自分が応援していたミュージシャンも売れてしまえば興味がなくなり、どこ吹く風です。「○○も昔は良かったよね」「最近ちょっと違うよね」などと批判的な意見を述べます。
テレビや雑誌で持てはやされている「スイーツ女子」などを敵と見なし、なん時間も行列に並ぶ「ニューヨーク発○○パンケーキ」は、サブカルクソ女にとっては「クソ」の象徴です。特徴2:サブカル女子である自分が好き
「他人と違う自分自身が好き」なことが基本です。サブカルが好きなサブカル女子である、サブカルクソ女である自分を好んでいます。「変わってるね」や「変だね」は、サブカル女子たちにとっては、珠玉の褒め言葉です。
主流ではないサブカルチャーが好きで、周りや男性に媚びないファッションや行動をしている「わたし」を好きなのが、サブカルクソ女の特徴のひとつです。自分のことを「サブカルクソ女」と呼ぶことに躊躇いません。特徴3:世界観で語りたがる
サブカルクソ女は独自の世界観を持ち、それを大切にしています。揺るがなく構築された自分自身をお城とした、考え方・ファッション・趣味嗜好が、絶対です。
なにごとも「世界観」で語ろうとするのもサブカルクソ女の特徴です。漫画やアニメや音楽、映画にいたるまで、世界観を元に解釈しようとします。一緒にいると嵌まりそうになり、ふと我に返ると「やべぇ~」と感じます。承認欲求が強いのもサブカルクソ女の特徴です。