ムーミン谷の名言7選｜ムーミンたちが教えてくれること
自分磨き程よい距離感の暮らし
「ムーミン谷シリーズ」は、その作中において、名言と言われる言葉を数多く残しているものの、名言を残す創作物語の中に多く見られるような、説教染みた感じや、必要以上に人に干渉する姿勢と言うものが少ない印象を受けます。誰かに気を配りつつも、必要以上に干渉せず、お互いの考え方をを尊重して生活しています。
相手の心の奥にまで入って何かを言うことのない関係は、現代人にもちょうどよい距離感なのではないでしょうか。ムーミン達の魅力とは
時代を超えて愛されているムーミン達ですが、中には親子2代、あるいは親子孫3世代にわたってムーミンが好きという人たちも少なくありません。時代だけでなく、世代をも超えて世界中で愛されるムーミン達のどのあたりに、人々を惹き付ける魅力があるのでしょうか。
この項では、そんなムーミン達の魅力について、いくつかポイントを絞って解説します。キャラクターたちのかわいらしさ
何と言っても一番の魅力は、キャラクターたちのかわいらしさでしょう。原作本の挿絵もさることながら、アニメ化された映像は元より、おもちゃや日用品などのキャラクターグッズにも描かれている、ムーミン達のキャラクター画像は、月並みなようだけど、どこか独自性のあるかわいらしさが溢れています。
このかわいらしいキャラクターたちは、日本だけでなく、世界中で同じように愛されていることも、その魅力を物語っています。人間味
作中でムーミン達は、実際には存在しない、それぞれが違う種族の妖精であるという設定です。妖精と言うと、魔法が使えるなど、不思議な力を持っている存在というイメージが強いのですが、ムーミン達にはそのような力はなく、私たち人間と同じように、食事をし、睡眠をとり日常を過ごしています。
架空の存在でありながら、私たちと変わらない日常を過ごすムーミン達の物語に、人間味が溢れていることも魅力と言えるでしょう。時に辛辣なメッセージも
ほのぼのとした物語の中にも、その作中において、時には辛辣なメッセージを伝えている場面もあります。
中でも、「物を持つ」と言うことに対する、スナフキンの「物が自分のものにした途端あらゆる面倒が降りかかって来る」という名言や、ミイの「物なんて、心配と荷物を増やすだけ」と言う名言は、欲まみれで何でも自分のものにしたがる人に対する辛辣なメッセージと言えるでしょう。ムーミン達の言葉に勇気づけられよう
創作童話の中の言葉ではありますが、ムーミン達の名言には、納得させるものもあれば、共感できないもの、また時には、耳に痛い言葉などもあります。その愛らしいキャラクターから発せられた名言には、切り捨てて終わりにするには惜しい魅力もあります。
ムーミン谷シリーズの童話のページを開き、ムーミン達の名言に勇気づけられる、そんな時間を持ってみると、新しい発見があるのではないでしょうか。