看護師は結婚できるのか|職場への報告・家庭との両立・結婚後の仕事

結婚
せめてプライベートでは甘えたいと思うのであれば、看護師の仕事に理解のある、医療職やコメディカルで働く男性を探すか、比較的ドライな関係を望む男性を探すのも一案と言えそうです。

看護師の結婚には大きな壁があることも

看護師という過酷な仕事の傍らで、結婚に成功する人が多いことも確かです。そんな人たちは、結婚後の多忙をどのように過ごしているのでしょうか。

結婚に反対されてしまうことも

起きてほしくないことですが、「看護師だから」という理由で結婚を反対されたケースもあるようです。特に相手が医師だった場合、相手の家族から反対を受ける可能性があります。

看護師が開業医の家に下宿しながら看護学校に通わせもらうことが多かった時代を知る医師の家族は、看護師は「貧乏」、「頭が悪い」、「学歴が低い」などの偏見を持っていることも少なくありません。それが偏見に過ぎなかったとしても、「医師であるうちの子どもが看護師なんかと結婚するなんて」と、反対する家庭もあるのが現実です。 看護師からすればあまりにも理不尽な理由でしょう。しかし、結婚を考えている相手が医師だった場合、その家族からは反対される可能性が大きいことは覚えておいたほうが無難です。 長年かけて形成された価値観を変えることは困難です。それゆえ、一度反対を受けた場合の結婚は難しいと言わざるを得ない部分もあります。しかし相手の両親と絶縁してもいいという覚悟の元で反対を押し切って結婚した医師と看護師も存在します。 「どうしてもこの人と結婚したい」とお互いが思い合っている状況であれば、結婚に踏み切るのも1つの方法でしょう。ただし、義両親に孫の顔を見せられないなど、良好な関係は築きづらいという覚悟は必要です。 また、いざ結婚を反対されたら親の意見に従うという人もいるでしょう。結婚を意識し始めたら、それとなく親御さんの価値観や様子を聞いておくことも結婚の判断材料になります。

寿退職の報告時期と報告方法

結婚が決まり、これを機に看護師を退職しようと考える看護師もいるでしょう。では、退職の報告 はいつ、どのようにすればよいのでしょうか。

職場への報告

後任探しや引継ぎに必要な時間を考えると、3か月では少し短いかもしれません。4か月から半年前に報告するべきでしょう。十分な時間があれば、新婚旅行のための長期休暇も取得しやすくなります。職場では、報告する順番に注意しましょう。

特にありがちな失敗は、「上司よりも先に同僚に報告してしまう」ことです。特にプライベートでも仲良くしている同僚だから真っ先に報告したくなります。しかし、その同僚や、同僚から口伝いに広まった噂を聞いた上司には、なぜ自分のところに報告がないのかと不審がられてしまいます。 スムーズな退職を実現させるために、退職する職場への礼儀として、まずは担当科の看護師長など、その場で1番職位の高い上司に報告しましょう。その後どのような順番で報告すればよいか相談もできます。場合によっては、その上司から部下全員に結婚・退職の発表がなされるかもしれません。 仲の良い同僚へは上司への報告が一通り終わってから「まだ公には発表されてないけど」と打ち明けるようにしましょう。上司から部下全員に発表がある場合は、発表された後「内緒にしておけと言われたから」と打ち明ければ角も立ちづらいでしょう。なお、上司に結婚と退職を報告する際には、時期だけでなくタイミングにも配慮しましょう。忙しい時間帯は避け、休憩時間や時間に余裕のある業務終了後を選びます。事前にアポイントを取っておくのも一案です。

友人への報告

同じ職場に友人がいる場合は、上司への報告が終わってからにしましょう。同じ病院や同じ施設の他科に友人がいる場合も同様です。他科から上司の耳に情報が入らないとは限りません。職場に少しでもかかわりのある友人への報告は、上司より後と覚えておきましょう。

ただし、あまりにも遅い報告になるのも考え物です。特に結婚式への出席を求める場合は、相手のシフトやプライベートの都合も考えて、2か月から3か月前には報告しましょう。相手が看護師ならばなおさらです。

結婚後の生活で注意することって?

晴れて退職までのスケジュールも決まり、いざ結婚生活へと意識が向いた時に気になるのが、結婚後の生活です。

退職しないと決めたのであれば、働き方も気になるところでしょう。働き方を変える必要はあるのか?変えるならばどう変えるのか?家庭で注意すべきポイントはあるのか?考え 出すと気になることが山のように出てくるのではないでしょうか。

それぞれの場面で注意するポイント、考えるべきポイントをチェックしてみましょう。
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