プラトニックラブであることのメリット7つ・デメリット7つ

プラトニックラブは、肉体関係を持たずに精神のみで恋愛をすると言う意味で、語源は「プラトン的な愛」です。

プラトンは古代ギリシャの哲学者ですが、プラトニックラブの提唱者だったわけではありません。実際のプラトンは男色家でしたが、「地上の美しいものを出発点として、美そのものをめがけて上昇していく過程」が恋の道であると説いています。 プラトンの言葉自体が後世色んな人に転用されて意味が徐々に変わっていきました。

プラトニックラブであることはどのような意味があるのでしょう。相手との肉体関係を望まずに精神だけの繋がりを尊重するのは、最近の若者に多い傾向ですが、当然のことながらメリットもあればデメリットもあります。

まずは、プラトニックラブのメリットの方から紹介します。

メリットの1つとして上げられるのは、精神面での安定感です。プラトニックラブにはなぜ安定感があるのかと言うと、肉体関係がないことで感情の乱れが発生しにくくなるからです。

肉体関係を持ちたいという気持ちの中に存在するのが、征服欲や支配欲、独占欲などの欲です。かと言って肉体関係を持つとその欲が満たされる訳ではなく、一層深まっていくばかりです。プラトニックラブはそのような感情に振り回されなくなります。

肉体関係は実際の所ごまかしが効きます。意見の相違があった時に、なあなあになってしまい易いです。誤魔化したい方にとっては好都合で、途中で話の腰を折ったり、何となく終わらせたりすることがしやすいです。

しかし、プラトニックラブにはそれがないため、しっかりと双方の意見を確かめ合うことができて後々問題になりにくいです。結果、信頼関係は強くなります。

恋愛関係が終わってしまう時はどのようなことからが多いのでしょう。ほとんどの場合は感情の行き違いがエスカレートして、もう2度と顔も見たくないといった場面に発展してしまいます。

プラトニックラブは感情が乱れにくく、冷静に付き合いができて信頼が強くなりますので、関係が長く続きやすい傾向にあります。