【男女別】インド人の特徴｜仕事/ビジネス/顔/英語の発音

インドは多宗教国家として有名で、実に様々な宗教が信仰されています。インドで最も信者が多いのはヒンドゥー教で、インド人のおよそ80%が信仰しています。続いてイスラム教が13％、キリスト教が２％、シク教が２％、仏教が1％、ジャイナ教が0.4％と続きます。

ヒンドゥー教徒は長年「カースト」と呼ばれる階級身分制度に従って生活してきました。近年カーストによる差別は禁止されましたが、結婚や就職など、まだまだカーストに基づいて決定されることが多数残っているのが現実です。外国人から見てインド人が非常に特徴的に見えるのは、このカーストによるものが大きいと言えるでしょう。

インド人は計算が得意で数字に強いと言われています。それはインド人がお金の話、とりわけ金儲けの話が大好きなことと関係しています。一攫千金を夢見て世界に飛び出すインド人が多いのも、彼らがお金に対して非常に野心的だからと言えます。

インド人がサラリーマンをする場合、会社選びの基準は給与と福利厚生を重視します。日本でも多くのインド人がIT技術者として働いていて、その給与水準は決して低くはありません。しかし、さらに良い条件を求めて3年程で離職してしまうケースが多く、離職率の高さが問題視されています。

インド人は礼儀正しく、仕事熱心ではありますが、自分の主義を曲げないところがあります。家庭を何よりも大切に考えているので、仕事より家庭を優先させることもあり、残業は一切しないという人が多いのも特徴です。

そしてインド人が礼儀正しいのは、自分より立場が上の人に対してだけであることも覚えておきましょう。インド人は陽気な反面、いい加減な面もあり、同僚に対して無責任な態度をとることも珍しくありません。 チームプレーで仕事をするのではなく、自分の利益優先で仕事をするのがインド人の特徴です。遅刻をしたり、納期を守らないなど時間にルーズな面がありますが、その場合でも謝罪するどころか、言い訳をして誤魔化そうとするのがインド人の特徴です。

私たち日本人からすると、インド人の性格は非常に複雑です。なぜならインド人の性格には矛盾している点が多いからです。以下にインド人の性格の矛盾点をいくつか紹介します。

・せっかちなのにのんびり（マイペース）していて時間にルーズ ・おしゃべり大好きなのに人の話はほとんど聞かない ・フレンドリーなのに自己中心的で平気で人を騙す ・真面目なのに平気でウソをつく、誤魔化す、謝らない

概してインド人は権力に弱く、お金持ちや権力者には媚びへつらいます。一方で相手を自分より下の人間だと判断すれば、横柄な態度に出たり騙したりと、詐欺まがいのことをします。そしてそのことを恥じたり、反省したりしないのがインド人の特徴です。