シュメール人って何?
皆さんはシュメール人を知っていますか。初めて聞いたという方や、聞いたことはあるけどよくわからないという方のために、まずは驚くべきシュメール人についての簡単な紹介をします。
シュメール人はいつ存在したの?
シュメール人は紀元前3800年、メソポタミア南端、チグリス・ユーフラテス河地域に突如現れました。彼らは最古と言われるメソポタミア文明の初期文明、シュメール文明を作ります。そして紀元前2000年頃に文明が滅び、シュメール人の姿も消えました。不思議なことに、シュメール人の始まりも終わりも詳しいことは分からず、謎だらけです。
シュメール人は何をしたの?
シュメール人は前代未聞の画期的な文明を作り上げました。彼らは人類最初の都市国家を作り、文字を発展させた楔形(くさびがた)文字や青銅器を発明。シュメール文明には建築、美術、音楽、宗教、そして日常生活の慣習まで存在していました。世界初の戦車や船もシュメール人が作りました。
また農業社会のため、天文学や暦学も発達し、彼らは占星術、六十進法、太陰暦を発展させました。1週間が7日なのも1分が60秒なのも、そして1日が24時間なのもこのシュメール文明から始まりました。 それだけに留まらず医学も進み、なんと白内障や脳の手術まで行っていました。発掘された頭蓋骨からは、脳手術の明からな跡が見つかっています。シュメール人は、現代とあまり変わらないような文明をはるか昔に作りました。シュメール人の目の特徴
さまざまな偉業を成し遂げたシュメール人ですが、彼らはどんな容姿だったのでしょうか。彼らの目には独特な特徴がありました。次はシュメール人の目についてです。
シュメール人の目はでかい
シュメール人の一番の特徴は、やはり大きな目です。シュメール人を描いた像は、どれも目が顔の半分程もある大きさで作られています。目全体も目の玉もまん丸で非常に大きいです。
シュメール人の目は青かった?
遺跡から出土したシュメール人の像の多くには、青く光る目が付いています。綺麗な水色に近い青もあれば、黒に近い青もあります。現代にも青い目の人間はいますが、シュメール人の目は驚くほど大きな青色の目です。
シュメール人の目が怖い?
当然それだけ目が大きいと、現実離れしていて、怖いと思う人も多いでしょう。もちろん、現代人に顔の半分程の目を持った人間はいませんから。それに多くの像は、驚いた時のように目を大きく見開いているように見えます。このように私達からすると不自然なシュメール人の目を見て、怖いと感じた人はたくさんいても不思議ではありません。
シュメール人の目がでかい理由
目が非常に大きかったシュメール人ですが、なぜそんなに大きかったのでしょうか。その謎に迫ります。
シュメール人は宇宙人が創った?
彼らは目の大きな宇宙人からできたから目が大きい、という説があります。実際にシュメールの神話には、地球外生命体が黄金を求めて地球へやってきて、黄金の採掘を手伝わせるために人類が創られた、と書かれています。猿人の女性と地球外生命体の遺伝子操作で、人類が誕生します。事実、シュメール人は自分達のことを「混ざり合わされたもの」と呼んでいました。
目の大きな宇宙人の遺伝子を持っていたから、シュメール人も目がでかかった、という説を、あなたはどう考えますか。