ニヒルな男の特徴・芸能人・ニヒルなスタイル・笑みの特徴

ニヒルな笑みと想像すると「ガハハハッ」と心から笑う笑い方とは少し違います。どちらかと言うと、諦観の笑みに近いものがあるでしょう。カッコよく「くすっ」と笑う笑みもあれば、寂しい目をして「ふっ」と笑う笑みもあります。

どちらにしろ、ニヒルの語源の「虚無感」からくる笑いなので、「やっぱり」と言う先を見越した笑いだったり、「諦め」の心境の笑いだったりというのが一番近いのでしょう。皆さんは、ニヒルな微笑みと言うとどんな微笑みを想像しますか？ぜひともカッコいいニヒルを想像してみてください。

普段人と接していて色んな人に出会うことでしょう。表面はクールでも内面は熱い心の持ち主だったり、冷たく見える人でも、実は優しかったり、人は表面だけでは計り知れないところがあります。ではニヒルな人はどんな特徴があるのでしょうか。これからそれをご紹介していきたいと思います。

ニヒルな人の特徴として真面目な性格が挙げられます。真面目過ぎて、融通が利かないところがあります。自分の言い分が思いどおりになった経験が少なく、満足感が得られません。そこから人間なんて、人生なんて、こんなもんだと言う虚無的な思想になってしまい、ニヒルな人になってしまいました。

ニヒルな人の特徴として理想が高い事があります。理想と違う現実に打ちのめされてしまうことが多いでしょう。また、理想と現実の埋め合わせに奔走するのですが、高すぎる理想についていけないことの方が多く、「どうせ」などの口癖が多いと言えます。斜に構えた見方はここからくるものでしょう。

物事の全てにおいて完璧な思想の持ち主と言えます。完璧ゆえに人生が思いどおりにいかないことの方が多く、挫折を繰り返してしまいます。人間関係においても常に最高を目指す傾向があり、それ以外は認めません。完璧主義ゆえに減点法の見方の方が多く、人に対して幻滅しやすい傾向があります。

鋭敏な精神の持ち主ニヒルな人は、人に対して優しい思いを抱えていることが多いです。かなり優しいので、相手に対しても、それ相応の優しさを期待します。ですが、思ったように人からの優しさが返ってこず焦燥感を覚えます。ニヒルな人の特徴としては優しさが挙げられるでしょう。

ニヒルという言葉自体あまり使われなくなってきました。代わりにクールやイケメンなどそんな言葉で男性を表現するにようなった時代です。ニヒルという言葉の意味を知っている人が少ない今の時代ですが、あえてご紹介しました。

ニヒルとは、冷めているとか、冷たい、虚無的などの意味がありますが、渋い、カッコいい、悪いなどといったイメージもあります。別の言い方をしてしまえば、冷めているは冷静な人、冷たいはクールな人ともいえます。 そんなイメージを総合してしまえば、冷静で動じない、渋くてカッコいい人というイメージになります。そして虚無的な面は絶望を経験している場合があり、それは優しい人の可能性があります。