猫が食べる野菜・手作りの野菜ご飯・野菜ジュースは飲めるのか

動物・ペット

水菜

水菜は猫草と食感などが似ていることもあり、飼い主さんが買ってくると喜んで食べる猫も多いです。水菜は生のままサラダとして食べたり、鍋料理に入れたりとアレンジ自在な野菜で、人気が高まっていますが、猫に食べさせても問題ないのか気になるところです。

水菜はアブラナ科の一年生植物で、ビタミンCやビタミンE、カルシウムや食物繊維を豊富に含み、腸内環境を整えるのに効果があります。 水菜はカルシウムが比較的多いので、泌尿器科系の病気がある猫には与えない方がいいですが、それ以外には危険性がないので、猫には食べさせてもよい野菜です。猫草に興味がない猫でも、水菜や他の野菜には興味を示すことがあります。 水菜は鍋物や雑煮の具などのように加熱調理して食べることが多いですが、水菜は食物繊維が豊富で消化が悪いので、猫に水菜を食べさせる場合も、茹でたり電子レンジで加熱して、冷ましてから食べさせるのが理想です。

猫に食べさせる手作りの野菜のごはん

猫が食べる野菜・手作りの野菜ご飯・野菜ジュースは飲めるのか

猫に手作りの野菜のごはんを与える場合、タンパク質(魚や肉):野菜:穀類=6:2:2の割合が良いとされていますが、猫は穀物の消化が上手くできないので、穀類は抜いても大丈夫です。

魚や肉などの動物性タンパク質に、茹でた野菜を冷ましてから細かく切ってトッピングし、タンパク質:野菜=7:3の割合程度になるよう調整するか、キャットフードの上に茹でた野菜をトッピングしてあげましょう。 動物性タンパク質の中にも猫にはタブーとなる食材があるので、特に生の魚介類を与える前には、与えても大丈夫な食材かを確認してからにしましょう。

猫は野菜ジュースは飲めるのか

野菜ジュースは、調理することなく手軽で簡単に野菜が摂れるため、忙しい現代人にとって今や欠かすことのできない存在です。野菜ジュースは体に良いイメージがありますが、猫は野菜ジュースは飲めるのでしょうか。猫が野菜ジュースを飲んでも大丈夫なのか調べました。

野菜ジュースの塩分に注意

ほとんどの野菜ジュースにはナトリウムが含まれていますが、その大半は野菜由来のナトリウムで、人間にとっては必要な栄養素です。また、野菜ジュースには、味を調えて飲みやすくするために、食塩などを添加した製品があります。

食塩無添加のトマトジュースを少し舐めさせるぐらいなら大丈夫ですが、体の小さな猫にとって人間の食べ物・飲み物は刺激が強く、野菜ジュースの塩分や糖分は猫の体にはかなりの負担になってしまうので、なるべく与えないようにしましょう。

猫にとって危険な野菜が含まれている可能性

一杯でさまざまな種類の野菜を摂ることができ、人間にとっては非常に便利な野菜ジュースですが、猫が口にしたら危険な野菜が含まれている可能性があります。

例えば、KAGOMEの「野菜一日これ一本」には、トマト・ニンジン・白菜・ブロッコリーなどの他に、猫にとっては絶対にタブーの「玉ねぎ」が入っているので、与えないよう注意しましょう。
タイトルとURLをコピーしました