顔ヨガとは?
「顔ヨガ」は、顔を動かして顔の筋肉を刺激する顔の筋トレです。顔には目のまわり、頬、口のまわりにたくさんの筋肉があり、日常生活で使っている筋肉はほんのわずかです。顔も身体と同様使っていない筋肉は衰えてきます。 顔の筋肉の衰えは、たるみの原因になり、ほうれい線や二重あごやブルドックライン、ゴルゴラインが目立ったり、顔の輪郭もぼやけてしまいます。また、たるむことによって顔も大きくなってしまいます。 「顔ヨガ」とは、意識的に顔の筋肉を鍛えることで筋肉を柔軟にし、顔のたるみやほうれい線を解消しようとする顔の筋トレです。 「顔ヨガ」の最大のメリットは、お金がかからないことです。アンチエイジングの化粧品は世の中に多く販売されており、アンチエイジング向けのエステも多数ありますが、すべて手を出すには経済的に厳しいでしょう。お金がかからない、時間と場所を選ばない「顔ヨガ」を始めてみませんか。
顔ヨガの効果
顔ヨガをしたらどうなる?
「顔ヨガ」は顔のたるみ上げ、小顔効果、リフトアップができます。顔の筋肉は身体の筋肉より小さく、効果がでやすいです。顔の動きはとても繊細であり、わずかな力で鍛えられます。「顔ヨガ」のポーズ3分行うだけで、顔の疲労感がでます。普段は使わない筋肉も刺激され、顔の筋肉が鍛えられてきます。リフトアップはもちろん、むくみ解消、シワも薄くなり、いいことだらけです。 また、筋肉を動かすことで血流やリンパの流れも良くなり、美肌効果も期待できます。
ほうれい線の原因
ほうれい線は小鼻の横から口の端までにできる溝のようなシワで、笑顔になったりと表情を変化させるとと年代問わずできるものですが、ある年齢になると、表情を変えなくても目立ってきてしまいます。特に、アラサーあたりの年齢から徐々に気になり始めることが多いです。 ほうれい線があるだけで見た目年齢がグっと上がってしまい、疲れた顔・老け顔に見られるので多くの女性の悩みとされています。 ほうれい線の原因は、肌の乾燥、むくみ、肌のハリ不足そして加齢によるたるみです。たるみは、加齢による筋力の衰えが原因で起こります。 ほうれい線は頬の筋肉の衰えによって起こると言われています。
ほうれい線に効果がある?
「顔ヨガ」は頬の筋肉を鍛え、ほうれい線を解消する目的のポーズがあります。 頬のたるみを上げたり、ダイレクトにほうれい線にアプローチするポーズなどさまざまです。 一度できてしまったほうれい線は、いきなり消すことは難しいですが、「顔ヨガ」を繰り返します行い、頬の筋力をあげることでほうれい線を薄くすることは可能です。
顔ヨガのやり方
顔ヨガを行うときのポイントは?
「顔ヨガ」を行う際は正しく顔を動かないと効果が得られません。きちんとした動きを覚えるまでは、鏡を用意し正しい動きができているか確認しましょう。姿勢を良くし、刺激している筋肉の場所をしっかり意識しながら「顔ヨガ」を行いましょう。 「顔ヨガ」の最中は呼吸を止めないようにしましょう。筋肉のためには酸素が必要ですので、鼻から息を吸って鼻から息を吐く呼吸を続けます。「顔ヨガ」を行う回数ですが、朝晩二回が理想的だと言われています。 筋肉は鍛えれば鍛えるほどついてきますので、無理のない範囲で行いましょう。 継続することが最も大切です。
基本の顔ヨガ
基本的な顔ヨガを紹介します。 「くちゃくちゃぱっ」 「はにわの舌」 「チューください」 「こめかみストレッチ」です。
「くちゃくちゃぱっ」
朝起きると顔がむくんでいることはないでしょうか。 この顔ヨガのポーズはむくみを取り、血流を促進し、視界をすっきりさせる効果があります。 筋肉をリラックスさせ活性化させるポーズです。
【やり方】 ①鼻から大きく息を吸って、顔のすべてのパーツを中心にきゅっと集めます。
②息を吐ききったら、顔をパッと開いていきます。「はにわの舌」
口周りの筋肉が衰えると、口角も下がってしまい、不機嫌な印象の顔になってしまいます。 素敵な笑顔を作るためにも、口周りの筋肉を鍛えていきましょう。 「はにわの舌」は口周りの筋力を鍛えて口角の上がった唇を形状記憶させる顔ヨガです。
【やり方】 ①上下の唇を歯にかぶせるように巻き込み、口角を上げてにっこり笑います。頬が持ち上がった状態で顔をロックします。 ②上唇をさわるイメージで、舌先を上にします。そのまま左右に動かします。
「チューください」
唇も、加齢とともにシワが多くなり、ハリもなくなっていきます。 リップもうまくのらなくなり悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 「チューください」はハリのあるプルプルの唇を目指す顔ヨガです。 唇の縦じわが消え、血流もよくなります。
【やり方】 ①唇をギュッとすぼめ、花が開くように唇を開いていきます。タコちゅーのようにしましょう。できる限り唇をすぼめるのがポイントです。
「こめかみストレッチ」
「こめかみストレッチ」はほうれい線解消、目尻のリフトアップ、二重あご改善と、顔全体ののエイジングに効果のある顔ヨガです。顔全体をリフトアップすることによって肌のハリもよくなり、左右対称の顔に近づけることができます。かなり効果を実感できる顔ヨガです。
【やり方】 ①頭の上から手をまわして、こめかみをキュッと引き上げます。引き上げたときにほうれい線が消える場所を探してください。
②反対側に頭を倒し、舌の付け根から思い切り伸ばして、口から息を吐き出します。悩み別顔ヨガ
顔の悩みも、人によってさまざまです。 ここでは、ほうれい線が気になる、目の下のクマが気になる、むくんでいる、小顔になりたいなど、それぞれの悩み改善にアプローチする顔ヨガを集めました。
ほうれい線
「おだんごロック」
頬の筋肉を鍛え、リフトアップして重力で下がらないようにする顔ヨガです。
【やり方】 ①目を大きく見開き口角をキュッとあげ、上の歯を見せてしっかり笑います。
②ムダなお肉を下から持ち上げるように親指と人差し指でおだんごを作ります。笑顔のままで頬の肉を持ち上げて10秒キープします。「ムンクのマッサージ」
「ムンクのマッサージ」 リンパの流れを改善する顔ヨガです。ほうれい線を伸ばす顔ヨガです。また、老廃物を流すのでデトックス効果とむくみの解消にも効きます。
【やり方】 ①口をOの形にして、ほうれい線に人差し指が当たるように手を添えます。ほうれい線を伸ばすように手を横に開いて耳の前まですべらせていきます。
②手をすべらせ、頬の肉を耳まで移動させるつもりで頬にたまった老廃物をリンパに流します。目線はやや上にし、手に力を入れすぎないようにしましょう。 ③やさしく指でなぞるように耳の前を通りながら、首まで手を動かしていきます。えらの下を通ってあごの下の肉も流すように指をすべらせて首をマッサージします。「こめかみアップ」
「こめかみアップ」 ほうれい線解消と、頬のリフトアップ、小顔をめざす顔ヨガです。
【やり方】 ①こめかみに手を当て、上に引き上げます。目線は斜め上にしましょう。
②そのまま数秒キープしましょう。「フグの顔」
「フグの顔」 口周りを引き締める顔ヨガです。
①口を閉じて空気を入れていきます。しっかりとほうれい線が伸びるように意識します。目のクマ&額のシワ
「ムンクの顔」
「ムンクの顔」 目の下のたるみ、目の下のクマを除去する顔ヨガです。
【やり方】 ①顔がタテに伸びるようにイメージします。「おー」と言いながら頬と鼻の下を伸ばします。
②頬と鼻の下は伸ばしたまま、下まぶただけを持ち上げます。目の下の筋肉を使って、まぶしそうな顔になれば大丈夫です。小顔
「ひょっとこの口」
「ひょっとこの口」 口周りを引き締める顔ヨガです。
【やり方】 ①唇をしっかり閉じてできるだけギュッと小さくすぼめ、その唇を思い切り前に突き出して5秒キープします。
「ひっひっひー」
「ひっひっひー」 首の横ジワ、デコルテケアの顔ヨガです。
【やり方】 ①「ひっ」と言いながら首にタテの筋が入るように動かしていきます。口の筋肉を使って「ひっひっひー」と繰り返し、首に筋を立てます。
「あ・り・が・と・う♪スマイル」
「あ・り・が・と・う♪スマイル」 血流アップさせる顔ヨガです。
【やり方】 ①顔を大げさに動かしながら「ありがとう」と言い、最後ににっこり笑顔を作ります。
「カメレオンの舌」
「カメレオンの舌」
【やり方】 ①顔を正面に向け、目線を横に移動させます。
②舌を喉の奥から斜め下に突き出します。 ③左右交互に行います。目元のシワ
「目尻のVスマイル」
「目尻のVスマイル」 目尻のシワを改善する顔ヨガです。
【やり方】 ①中指と人差し指でV字をつくり、シワを伸ばすように目尻に当てます。
②指を当てたまま口角を上げて笑って5秒キープします。笑ったときに目尻にシワが入らないようにしっかりとV字でロックしましょう。