枝豆の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中の枝豆はOK?

料理の知識

枝豆の糖質とカロリー、栄養素

枝豆100g当たりの栄養素

誰しも必ずと言っていいほど食べたことのある野菜の1つに、枝豆があります。そもそも、枝豆に含まれる栄養素は何か、また糖質やカロリーはどのくらいなのかご存知ですか?

枝豆の100g当たりのカロリーは135kカロリーです。主な栄養素は、たんぱく質11.5グラム、脂質6.1グラム、炭水化物8.9グラム、食物繊維5グラムです。糖質は、食物繊維の5gを引いた分の3.9グラムに当たります。 こうしてみると、枝豆は、カロリーもたんぱく質もそれなりに入っているのに、糖質がかなり少ない食材だと言えます。よって、病気の治療等で糖質制限をしている人や、糖質制限ダイエットをこれから始めようとしている人におすすめできる食材です。 枝豆は、ご存知の通り、夏が旬の野菜です。この時期になると、単価が安く手に入りやすいので、ちょこっと食べたい場合にはもってこいの野菜です。ただし、枝豆にはイソフラボンやカリウムなどの栄養素が多く含まれているので、たべすぎには注意が必要です。枝豆は、1日に約100gの摂取を目安にしましょう。

冷凍枝豆はいろいろ使えて便利

枝豆はまた、疲労回復にもってこいの食材です。栄養価が高く、夏バテ防止になるほか、二日酔い防止にも効果的だとされています。居酒屋によく枝豆のメニューがあるのはこのためです。

そんな枝豆を手軽に食べたいと思っても、案外茹でるのが面倒くさくて買わない人が多いのではないでしょうか。ですが、枝豆はいまでは冷凍食品として売られています。買い求めやすく、どの時期でも食べることができて、とても便利になりました。しかし、冷凍された枝豆だと何となく栄養価も下がっていそう、と思っている方もいるのではないでしょうか。

国民生活センターの試験結果では、冷凍された枝豆も生の枝豆も、栄養価に大きな違いはないことがわかりました。さっと茹でても、レンジで解凍しても、自然解凍でも食べられる冷凍枝豆は、とても手軽な食品だと言えるでしょう。晩御飯のあと1品ほしいと思っときにも、冷凍枝豆があれば手間いらずです。

冷凍枝豆は、そのまま使うだけでなく、ひと手間加えて白和えや混ぜご飯、ピリ辛炒めなどにすると、手抜きに見えないほど豪華な1品に見えます。お弁当の隙間に入れたり、ビールのおつまみにもできるので、冷蔵庫に1袋あれば大活躍すること間違いなしです。

枝豆は糖質制限に向いている?

そもそも糖質制限って何?

そもそも、「糖質制限」とはいったい何なのでしょうか。糖質制限とは、肥満やメタボの人に適したダイエット法の1つで、糖質制限を推奨する医療機関も全国に存在しています。糖質制限は、血糖値を上昇させる原因となる「糖質」の摂取をできるだけ抑えて、食後の血糖値の上昇を防ぐことが目的です。

そのため、糖質制限ダイエットでは、米やパンなどの炭水化物を極力控える必要があります。ただし、それによって、めまいや体調不良を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

枝豆は糖質制限に向いている

枝豆の栄養素を見てみると、糖質がかなり少ないのに、食物繊維やたんぱく質などの栄養はしっかり含まれていることがわかります。これはつまり、枝豆は糖質制限ダイエットに向いているということを意味します。

枝豆は、普段口にする食べ物の中でも、かなり糖質の低い食べ物に属するので、糖質制限ダイエットをする人にもおすすめです。しかし、他の野菜に比べるとカロリーも糖質も少ないからと言って、安心して食べ過ぎては意味がないので注意しましょう。

糖質制限におすすめな枝豆レシピ

糖質を抑えるには食べ過ぎないよう注意する

枝豆が糖質制限ダイエットに向いているからと言って、やみくもに食べればいいというものではありません。そこで、以下におすすめの食べ方や注意点をまとめてみました。

枝豆の1日の摂取量は、約100gと言われています。一見少なそうに感じますが、枝豆の可食部は50%ほどなので、100gといっても結構な量があります。枝豆を使った糖質制限ダイエットでは、食事の一部やおやつを枝豆に変えて、普段摂取する糖質やカロリーを抑えるようにします。始めに枝豆から食べるようにすることで、その後の食べ過ぎ防止にもなるんです。
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