キャベツの糖質とカロリー
付け合わせとして、時にはかさ増しなど、ありとあらゆる料理で使われるキャベツは、100グラムあたり5.2グラムの炭水化物を含んでいます。
また、キャベツの糖質の量は、(炭水化物の量)-(食物繊維の量)という式で算出できます。この式になぞらえて出すキャベツの糖質は、5.2-1.8=3.4グラムということになります。キャベツに含まれるカロリー
ずっしりと重たいイメージがあるキャベツですが、スーパーなどでよく見かけるキャベツの重さは、大体1.2㎏~1.5㎏とされています。そして小さめなキャベツならおよそ700gです。このように、キャベツに含まれている成分を見ていくと…
【キャベツ100gあたり】 〇エネルギー 23kcal 〇水分 92.7g 〇タンパク質 1.3g 〇脂質 0.2g 〇炭水化物 5.2g 〇食物繊維 1.8g という割合になっています。
上記を元にカロリーを計算していくと、キャベツ一玉1.2㎏の場合、キャベツのカロリーは276Kcalということが分かりました。そして小さめサイズのキャベツ700gの場合は、161Kcalということになります。更にキャベツの葉一枚の重さは、中サイズだと約40gになり、一枚あたりのカロリーは9.2Kcalということになります。キャベツは栄養の宝庫?
キャベツには、たくさんの栄養成分があり、とても優れた野菜と言われています。どうような栄養素が含まれているのでしょうか?そしてその栄養素による効果・効能もご紹介します。
キャベツの栄養素とは
例えば「ビタミンC」がキャベツには100g中に44㎎含まれています。成人の一日の摂取量は約100gなので、大きめなキャベツの葉であれば約3枚で摂取できます。特に葉でも、外側の緑色の方がより多くビタミンCが含まれています。
次に「ビタミンU」です。別名キャベジンとも言い、このビタミンUは、胃や十二指腸などの健康を保ってくれるなどの効果があります。キャベツが揚げ物などの付け合わせになっているのはこのためだとされています。 さらに「ビタミンK」も多く含まれていまして、このビタミンKは血液凝固作用があり、止血が早く、かすり傷などの治癒が早くなるという効果があります。そして「カルシウム」です。牛乳などに多いイメージがありますが、カルシウムは骨や歯などの構成要素であり、精神的な興奮や緊張を和らげる効果が期待できます。
また「βカロチン」も含まれます。外側の緑が濃い葉の部分に多く含まれていて、この成分が体内に取り込まれると”ビタミンA”に変化します。そして目の健康・視力障害の防止に期待できます。更に、内臓の粘膜を健康に保つ効果もあるとされています。 次に「カリウム」です。血圧を下げる作用があり、高血圧の予防になります。 最後に「葉酸」です。葉酸は赤血球を作ったり、細胞の分裂に必要な成分です。特に妊婦さんには必要とされています。番外編:こんな効果が期待できる
先ほども紹介したように、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の改善に期待できる「ビタミンU」が含まれていますが、なんと「抗がん作用」もあるそうです。キャベツに含まれている”イソチオシアネート”には、発がん性物質の活性化を防ぐ役割があります。
更には女性には嬉しい”美肌効果”もあり、ビタミンCは免疫力アップや疲労回復にも効果があります。