みかんの糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中のみかんはOK?

料理の知識

みかんの糖質量とカロリー、栄養素

みかんの糖質ってどれくらい?

糖質ダイエットとなると果糖がたくさん含まれる果物は食べてもいいのか気になるところです。 みかんの糖質は100gあたり11gです。バナナは100gあたり22g、ぶどうや柿は15gですので、みかんの糖質は果物の中でもそこまで高くないといえます。

また炭水化物で言うと、みかん5個でご飯1杯分の糖質量です。みかん2個で食パン1枚分、みかん5個でうどん一杯分の糖質量になります。糖質ダイエットの時には、極力糖質を取らないことが大切なので、糖の吸収が穏やかになる食後などに少量食べる分には問題ないでしょう。

みかんのカロリーってどれくらい?

ダイエットの時は気になってしまうのがカロリーです。糖質ダイエット中にみかんを食べても大丈夫かどうか心配になりますよね。みかんのカロリーは可食部100gあたり、約45kcalです! 大きさ別にも見ていくと、みかん小60g、可食部45gは大体27kcalです。みかん中100g、可食部75gは大体34kcalとのことでした。みかん大160g、可食部120gは大体54kcalです。

おやつの時にペロッと2~3個食べてしまうみかんですが、そこまでカロリーは高くないことが分かります。みかん10個食べてショートケーキが1個分です。またみかん8個でご飯お茶碗1杯分になります。

みかんの気になる栄養素、クエン酸ってすごい!

みかんを含む柑橘系や梅干しなどの酸味のある食べ物には、クエン酸が多く含まれています。クエン酸は体にとってとても大切な働きをするので、美容や健康を考える上では覚えておきたい栄養素です。

クエン酸の効果で代表的なものが疲労回復です。ストレスや運動後に蓄積される疲労物質、乳酸を分解し疲れを取ってくれる働きがあります。また、乳酸の生成事態を抑制してくれ、疲れにくい体にしてくれます。また新陳代謝を促進させる効果もあり、疲労からの回復を早めてくれる作用があります。 またクエン酸は血液をサラサラにしてくれる効果があります。先ほども述べましたが、新陳代謝を促進させる作用もあり、美肌効果やアンチエイジングも期待できます。また血液の循環を良くすることで冷え性などの予防にも効果的で女性にはうれしい効果があります。 そしてクエン酸には脂肪を燃焼してくれる効果もあるので、糖質ダイエット中であっても、みかんに含まれる糖質を摂取するリスク以上にいいことがありそうです。

みかんの気になる栄養素、ペクチンってなに?

みかんの内皮にはペクチンという食物繊維の一種が豊富に含まれています。食物繊維には、水溶性食物繊維と、不水溶性食物繊維があるのですが、不水溶性食物繊維は便を固くし便秘を起こしやすくなります。一方で水溶性食物繊維は、水分を多く含むため便を柔らかくし、排便を促します。ペクチンは水溶性食物繊維なので、便秘の予防や宿便の排泄など、ダイエットにはうれしい効果が期待できます。

ペクチンは消化を助ける働きがあり、コレステロールの吸収を抑えてくれる他、脂肪の蓄積を予防する働きがあます。またペクチンは水溶性の食物繊維なので、水分を多く含み、満腹感を与えてくれるので、食べすぎを防ぐ効果もあります。 ペクチンは、みかんの内皮に含まれているので、内皮を剥いてしまったり、缶詰で食べるのでは効果は得られません。皮を剥いたら、白い皮を剥かずに、白い内皮ごと食べるといいでしょう。
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