痴話喧嘩の意味と使い方とは?
痴話喧嘩の意味とその使い方とはどういうものでしょうか。日常で何気なく使う「痴話喧嘩」という言葉。痴話の喧嘩のことです。詳しく説明すると、痴話=愛し合うもの、また親しい仲のもの同士がたわむれながらする話し、喧嘩=口論となります。
つなげて簡単に言うと、付き合ってる同士・友達同士がたわむれながら喧嘩するさまという事になります。言葉にしてみると、本当の喧嘩ではないイメージです。それではその意味と使い方を検証してみましょう。痴話喧嘩は犬も食わない
痴話喧嘩は犬も食わないという漫画があるようですが、一般的には夫婦喧嘩は犬も食わないと使います。意味としては、夫婦喧嘩は一時的でくだらない事が原因だから、なんでも食べる犬でさえ食べない。どうせ元どおりになるのだから放っておくのが一番良い。という意味です。
類義として、痴話喧嘩は犬も食わない・夫婦喧嘩と夏の蕎麦は犬も食わないという風に言います。こちらのように使っても間違いではないでしょう。痴話喧嘩の内容とは?
痴話喧嘩にはどんな内容があるでしょうか。本来は仲が良いはずの二人が喧嘩するのですから、何か理由があるはずです。また全く理由がわからない場合もあります。痴話喧嘩ですから内容はささいな事から始まるのですが、どんな事から喧嘩になってしまうのか検証してみましょう。
浮気の疑いをかけられた時
浮気の疑いをかけられた・かけた場合です。これはカップルの場合ですが、痴話喧嘩の原因は大体が異性の事が原因です。一緒にいる時に他の女性・男性から電話がかかってきたり、それが元カノ・元カレだったりすると痴話喧嘩に発展するでしょう。
その際あまり深刻なものはありません。なにか浮気の証拠などを掴んだとかそういう事ではなく、ほんのちょっとした事でしょう。他の女性を目で追ったとか、昨夜電話に出なかったとか、そんな事も理由になるでしょう。 お酒などが入ったカップルなどはよくこんな状況に陥っているのを見かけます。きっかけは異性の事で、あの娘かわいいよな、あの人カッコイイよね、云々など理由のようで理由ではない事がほとんどでしょう。 じゃれあいの結果の痴話喧嘩だからまだ良いですが、本当に浮気の証拠を掴んだら、痴話喧嘩ではなくただの喧嘩になってしまいます。それこそ修羅場になってしまうでしょう。物(お金)の貸し借りをした時
カップルではなく、友達関係だった場合、物(お金)などの貸し借りで痴話喧嘩に発展する事があります。あれやこれを貸したがまだ返してもらってないとか、仲が良い故に軽い気持ちでお金を借りたり、お金は少し深刻さが増しますが、原因はこんな事でしょう。
本を貸したが戻ってきていない、CDを貸したが返してもらってないなど、この位のささいな事です。この程度なら全然許されますが、どんな間柄でもお金を貸し借りすると、痴話喧嘩では済まなくなります。相手の信用はなくなり、ともすれば友達関係も解消したくなってしまうでしょう。なんだか原因がわからない
一番多いのがこのパターンです。やはり痴話喧嘩なので、ひどく言い争ってから、二人はなんで喧嘩してるか聞かれても、「あれ、なんだっけ」となります。カップルであろうと、友達同士であろうと、じゃれあって普通に話しているうちにそうなってしまいます。
なので痴話喧嘩の内容は限定するのがとても難しいといえます。言い方が気に入らなかったとか、今の話し少し引っかかるなど、他人が聞いたらなにそれとおもう事が原因になってしまいます。本当の意味の痴話喧嘩がこのパターンです。原因はあってないようなものでしょう。