半日断食の効果・好転反応とやり方と期間｜宿便/便秘

食事量がへるとどうしても塩分も不足しがちになります。それにより脱水症状を起こしかねません。また食事を抜くと塩分不足、水分不足を招きます。そのため半日断食中は、塩分も水分も小まめな補給を心がけましょう。経口補水液やスポーツドリンクなどで補給するのも良いでしょう。

ただしスポーツドリンクには、糖分が含まれています。たくさん取りすぎると糖分過多になり太りやすくなりますので注意しましょう。

半日断食になれてくると朝食抜きでも空腹を感じなくなってきます。もっとダイエットしたいからといって昼食や夕食も抜くのはやめましょう。食事は、人が生きていくためにエネルギーを貯えるためには必要不可欠な行いです。

何事も「過ぎる」は良くありません。朝食以外の食事まで抜いてしまうと、補給しなければならない必要なエネルギーが不足し身体を壊してしまいます。 エネルギーが不足すると、イライラ、免疫力の低下、やる気が出ない、身体に力が入らないなど好ましくない問題がおきます。このようなトラブルを起こさないために食事を抜くのは朝食のみにしましょう。

半日断食の期間については、特に決まりはありません。とはいえ最低でも3日以上はしないと好転反応の効果が少ないでしょう。ただし個人差がありますので、好転反応の効果があらわれてから体調などと相談して進めていくのが良いでしょう。

半日断食は、基本的には朝食を抜くだけというシンプルな方法ですが、実際やってみるとうまくいかないことも出てきます。半日断食を毎日の習慣にされている方もおられますが、いきなりは難しいでしょう。そこで初めて半日断食にチャレンジするなら週一回のペースでスタートさせてみてはいかがでしょう。

週一回の半日断食でも内臓を休ませてあげることは可能です。そうすることで内臓機能がＵＰし、健康効果や美容効果が得られます。また半日断食中に身体の脂肪も燃やすことができ、ダイエット効果も期待できます。

週一回の半日断食に慣れてきたら三日に一回、そして週のうちの半分と徐々に半日断食の頻度を増やしていきましょう。半日断食に慣れるまでは、決して無理をせず自分の無理ない範囲で行い、心と身体に余計なストレスをかけないようにしましょう。そのうち毎日できるようになるでしょう。

一年も半日断食を継続できればダイエット効果はもちろんのこと、血液などの数値もよくなり体調も良好になるでしょう。また肌に潤いや艶その他むくみが解消されるなど、女性にとって何かと嬉しい効果が得られることになるでしょう。

半日断食後の食事で大事なことは、いきなり通常の食事に戻さないことです。回復食から徐々に通常の食事に戻しましょう。もし、いきなり通常の食事に戻してしまったらリバウンドなどを起こす可能性が高くなりますので気をつけましょう。

また胃もいきなり通常の食事に戻されるとビックリして胃に痛みを感じることもあります。そうならないために必ず回復食から始めましょう。回復食は、おかゆやヨーグルトなど胃腸が驚かないような優しい食べ物が良いでしょう。

アトピーは、免疫の異常によっておこると言われていますが、半日断食を行うことによって腸内環境が整えられ免疫バランスがよくなり、アトピー改善の可能性があります。

半日断食中のコーヒーはNGです。コーヒーを飲むことで胃酸が過剰に分泌し、胃を傷つける可能性があるからです。ちなみに半日断食中のアルコールもコーヒーと同じことがいえるので、飲まないようにしましょう。

半日断食にチャレンジしたものの思うような効果が感じられない方もおられるのではないでしょうか。次に、半日断食の効果が出ない時の対処法をご紹介します。

効果が出ない時というのは、やり方に慣れていつしか自分流になってしまっていることがあります。例えば、せっかく朝食を抜いているのに昼食や夕食の量が増えているとか、カフェインやアルコールを飲んでいる。あるいは食事中に水分を取りすぎているとか逆に水分が不足しているなど、当てはまっているものはないでしょうか。あればそれをやめてみましょう。

また半日断食に慣れてきたら昼食や夕食のメニューを見直してみましょう。肉、卵、乳製品、油を使った料理は極力控えるようにしましょう。そして野菜やキノコ類、海藻類などヘルシーな食材を積極的にとれるメニューを考ると良いでしょう。

リンパの流れが滞っていると老廃物が排出されにくくなります。代謝の悪い方は運動しても体重に変化が見られないというケースは少なくありません。半日断食にリンパマッサージを加えると徐々にですが効果が得られることがあります。正しいやり方で半日断食に取り組んでいるにも拘らず効果が得られないのであれば、リンパマッサージを加えて見られると良いでしょう。

専門サロンにいくのも良いでしょうが、セルフマッサージで十分でしょう。リンパ節の方に流すようなイメージでマッサージすればよいだけです。あるいは耳の前や耳の後ろ、わきの下や鎖骨付近そしてへそ回り、肘の裏、鼠径部、膝の裏など主要なリンパ節をほぐすだけでも効果が得られるでしょう。