こじらせ女子の特徴・こじらせ女子診断・婚活/片思いが原因？

婚活をこじらせてしまっている女性は、そもそも、なぜ婚活を始めようと思ったのでしょうか。ただ傷ついて終わるために婚活を始めた女性はいないはずです。多くの女性は、結婚して幸せになりたいと思うから参加していることでしょう。それでは、「なぜ、結婚すれば幸せになる」と思ったのでしょうか。

20代後半になってくると、学生時代を共に過ごした友人たちが次々と結婚していき、結婚式で幸せそうに微笑んでいる友人を見る機会が増えてきます。知らない人ならともかく、学生時代を共にした友人が心から幸せを感じているかどうかは、表情を見ればすぐにわかります。そこで初めて、「結婚って幸せなものなんだな」と感じたという方もいるのではないでしょうか。 このように友人の結婚式に出席して「結婚して幸せになりたい」「幸せな結婚生活を送りたい」と思ったから婚活をしているはずなのに、婚活を通して不幸になってしまうのは本末転倒です。

片思いの彼が忘れられなくて、新しい彼ができずにいるというこじらせ女子も多いです。このタイプの女子の中には、「この世界で唯一無二の彼と結ばれないなら、もう誰にも好かれなくてもいい」とさえ思っている人もいます。なぜそこまで彼を好きになってしまっているのでしょうか。

人を好きになるという状態は、その人と一緒にいる自分が好きだという感情からきています。つまり、あなたがそれほどまでに彼のことを好きな理由は、彼と一緒にいる自分がとても素敵な状態にあるからとも言えます。例えば、「彼と一緒にいると仕事を頑張れる」であったり、「彼と一緒にいると未来がパーッと開けるような気がする」などがあります。 このように、彼と一緒にいるときの自分のコンディションの素晴らしさが忘れられず、想い続けているのではないでしょうか。

片思いをこじらせている女子は、彼と一緒にいるときの（いたときの）自分が好きすぎて、忘れられないでいる可能性が高いです。このタイプのこじらせは、「彼と一緒にいる自分」が好きであることは置いておき、まず、「彼」のどこがそんなに好きなのか考えてみましょう。

友人などに時間をもらい、少し話を聞いてもらうと良いでしょう。このとき、気をつけなければいけないことは、感覚ではなく、できるだけ客観的に彼の良いところを挙げていくことです。そうでなければただの「のろけ」になってしまい、聞いている方の友人もうんざりしてしまうでしょう。 そのとき、「彼は優しいから好き。例えばこのとき、こうしてくれた」などの具体的なエピソードを添えましょう。それに対して友人は客観的視点にいるはずなので、「それは単に時間が余っていたからじゃないの？」などとつっこんでくるでしょう。その際、友人の意見は否定せず、どこかにメモをしておきましょう。友人の意見でイラッとすることもあるかもしれませんが、それが客観的な世間の意見です。大事にしましょう。

こじらせ女子は、別れた相手をいつまでも忘れられず、グダグダ悩んで先へ進めないことも多くあります。別れた相手をすぐに忘れるのが正しいということではありませんが、人間に与えられた時間は等しく、時間は命そのものです。自分の大事な時間を、別れた相手にあまりに多く割いてしまうと、いい人に巡り合うチャンスを逃してしまうことになります。

別れをこじらせている女子に多いのが、「まだ彼が好き」という意見です。ただ、この「好き」というのは漠然としている傾向があります。良い思い出が多かったからそれに執着しているのか、彼自体が好きなのか、単純に多くの時間を費やしたからもったいないと思っているのか曖昧になってしまっていることが多いです。

また別れをこじらせてしまう女子に多いのが、後悔でしょう。「あの時こうしていれば、今別れて辛い思いをすることはなかった」と言う後悔は、本当にそうでしょうか。いくら考えたところで時間は不可逆で、過去に戻ることはありません。

「楽しかったあの時に戻りたい…」と思っても、時間を戻すことはできませんが、その素敵な時間を過ごした自分は今ここにいます。素敵な思い出も、後悔もすべて過去として割り切りましょう。また、素敵な思い出には感謝して、後悔には未来への戒めをもって前へ進みましょう。