糖質ゼロなど
糖質が髙いのでNGと言われている醸造酒でも、最近は糖質OFF、糖質ゼロと謳って販売されている商品が増えてきました。実は日本酒も同様に増えてきているのです。プリン体の項目でもお話ししましたが、日本酒は調理にも使用します。調味料の糖質というのは意外に見過ごされがちなので、飲むため以外に使用する日本酒もできれば糖質ゼロを使用することをおすすめします。
以前に比べスーパーなどでも比較的入手しやすくなりましたので、ぜひトライしてみてください。糖質ゼロ日本酒の種類や味の比較
糖質制限中でもアルコールを楽しみたい!日本酒を飲みたい!そんなあなたには糖質ゼロの日本酒をおすすめします。
糖質ゼロの日本酒その1「月桂冠 糖質ゼロ」
「月桂冠」から発売されている「月桂冠 糖質ゼロ」は、アルコール度数14度、日本酒度+22、カロリーは79Kcalとなっています。月桂冠が独自に開発した特許製法である「GSD製法」や、「後味スッキリ製法」などの技術のおかげで、日本酒の甘みの元となる「グルコース」や「オリゴ糖」などの糖質を極限までカットすることに成功しました。
糖質を極限までカットしたにもかかわらず、日本酒本来のうまみ成分となる「アミノ酸」や「有機酸」をきちんと残しているので、後味がスッキリ爽やかな、うまみのある味わいが実現されています。白鶴 糖質ゼロ
「白鶴酒造」から発売されている「白鶴 糖質ゼロ」は、アルコール度数14度、日本酒度+23で、カロリーは月桂冠に比べると少しだけ低めの76Kcalとなっています。白鶴酒造も「味わいアップ製法」という独自の製法で、糖質ゼロでありながら、清酒本来の深みのあるおいしさを追及しています。オリジナル酵母や、地元「六甲の自然水」を使用することで、麹から出るうまみを最大限に活かしてくれます。
そのお陰で、料理酒としても使い勝手がよく、どんな料理にも合わせることができる、すっくりした軽い味わいとなっています。冷やしても、燗にしてもおいしい、オールマイティーな日本酒といえるでしょう。