プロテインの糖質/カロリー/栄養素|糖質制限中のプロテインはOK?

料理の知識

低カロリーで栄養価が高い

もしあなたがプロテインのカロリーを気にしているのであれば、ここで言っておきましょう。「プロテインで太る」は間違いです。先ほどから述べているように、プロテインには、アスリートや筋肉ムキムキの男性が飲むものというイメージがあります。これがまさに、プロテインにとっつきづらい要因となっているのです。

実際、プロテインには、必須アミノ酸を含むタンパク質のほか、ビタミンやミネラルなども含まれており、栄養バランスが良い大変優れたサプリメントだとされています。そのうえプロテインは、低カロリー・低脂肪・高タンパクであり、1度で手軽に十分な栄養素を摂取できるようになっています。よって、近年では、トレーニングをする方だけではなく、ダイエットをする方にもよく使われているのです。 もちろん、プロテインを過剰に摂取すれば、いくら低カロリーであっても、体重を増させてしまうでしょう。プロテインに限った話ではありませんが、容量用法をきちんと守れば、とても健康的なサプリメントととして活用できるのです。

プロテインの糖質割合

先ほど、プロテインのカロリー・糖質・栄養素について少し触れましたが、糖質は具体的にどの程度含まれているのでしょうか。

一般的なイメージと異なり、実際は、プロテインは糖質の控えめなサプリントであることがおわかりいただけたでしょう。糖質制限中の方にとっては特にありがたい栄養源なのですが、プロテインの選び方がここでとても重要になってます。 市販のプロテインの中には、糖質がほとんど含まれていないものもありますが、プロテインと糖質の割合がうまく調整されたものもあります。どちらにするかは、個人のプロテイン摂取目的によります。一般的に最適とされている割合は、運動後のグリコーゲン回復に対応してみると、糖質とたんぱく質の割合が「3:1」~「4:1」の間が適切だと報告されています。

プロテインと糖質の同時摂取による効果

プロテインは、低カロリーで高たんぱく質、さらには糖質が控えめという、まさに夢のようなサプリメントです。それにより、近年は、筋トレ男子やアスリートだけでなく、ダイエット中の女性にも愛されるようになってきました。

栄養を考えるうえで1番大切なことは、バランスを保つことです。ダイエットに頭が行き過ぎているばかりに、カロリーや糖質を全く取ろうとせず偏った食生活を送ると、かえって太る原因になってしまいます。そればかりか、栄養失調や病気を引き起こししまう危険性もあります。そのため、プロテインを摂取するにあたり、最低限の糖質も摂取していきたいところです。

運動中はアミノ酸もエネルギー源となりますが、ベテランのサイクリストを対象にした研究によると、「糖質のみ」を与えた人のグループに比べ、「糖質+プロテイン」を与えた人のグループのほうが、29%~40%も自転車を長く漕ぎ続けることができるうえ、また運動後の筋損傷の割合を83%も低く抑えることができた、という結果が出ています。

つまり、プロテインと糖質を同時に摂取することで、パフォーマン性を上げることが可能だということです。
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