味噌汁の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中の味噌汁はOK?

料理の知識

味噌汁の糖質量とカロリー、栄養素

糖質ダイエット中の味噌汁は大丈夫?気になる糖質は?

味噌汁の糖質量ですが、具なしの場合、白味噌一杯あたり約3.2g、赤味噌一杯あたり1.7gといわれています。また、味噌汁に入れる具材によって糖質量が変わってきますが、一杯あたりの具材別糖質量としては、わかめ:約0.04g、豆腐:約0.5g、じゃがいも:約3.2g、なめこ:約0.9g、さといも:約2.7g、しじみ:約2.6gとなります。

これに、味噌の糖質を加えたものが味噌汁全体の糖質量になります。じゃがいも、さといもは多少糖質量が高くなりますが、基本的にはそれほど糖質量は高くないことがわかります。

味噌汁のカロリーは?

具なしの味噌汁のカロリーは、白味噌一杯あたり約41kcal、赤味噌一杯あたり約15kcalといわれています。味噌汁一杯あたりの具材別カロリーとしては、わかめ:約3kcal、豆腐:約17kcal、じゃがいも:約15kcal、なめこ:約8kcal、さといも:約15kcal、しじみ:約26kcalといわれています。複数の具材を入れたとしても、それほどカロリーは高くないことがわかります。

そもそも味噌の栄養素ってどうなの?

味噌には、たくさんの栄養素が含まれています。味噌の主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含んでいます。他にも、アミノ酸のたんぱくや、イソフラボン、サポニン、酵素、食物繊維、リノール酸など健康に良いとされる栄養分も多く、特に女性にとっては嬉しい成分がたくさん含まれていています。また、ビタミンEや葉酸も含まれています。

味噌の効果・効能は?

そんな栄養価抜群の味噌は、その栄養素によって、さまざまな健康をもたらしてくれます。まず、ビタミンEやイソフラボンの抗酸化作用により、老化を防ぐことができます。また、食物繊維は、腸内環境を整えてくれるので便秘解消にもつながります。また、サポニンにはコレステロールの上昇を抑制する効果があります。

さらに、リノール酸には、メラニンの生成を抑制する働きがあり、しみ、そばかすを作りにくくしてくれます。

味噌汁の糖質ダイエット方法

ここで確認!そもそも糖質ダイエットとは?

糖質ダイエットとは、糖質制限ダイエットともいわれ、糖質を含む食べ物を制限するダイエット法。糖質とは、主食のごはん、パン、うどんやそばといった麺類から、ケーキやアイスクリームといった菓子類、野菜や果物にも含まれています。さらに、ケチャップやドレッシングなど調味料にも含まれています。

そんな太る原因である糖質ですが、わたしたちが生きていくためには、必要な栄養素のひとつ。制限し過ぎはかえって体によくありません。そこで、健康的に、かつ効果的に糖質ダイエットを行うための方法を紹介します。 基本となるのは、1日3食しっかり食べることです。糖質を減らすことです。カロリーは減らさない。この3つです。決して食べる量を減らすのではなく、糖質を減らしつつ、栄養バランスを考えた食事をしっかりとる。これが糖質ダイエットの基本です。

味噌汁で糖質ダイエットしてみませんか?

前述したように、糖質ダイエットで大切なことは、1日3食栄養バランスのとれた食事をすることですが、ダイエット中にバランスのとれた食事メニューを考えるのはとても大変なことです。そんな時に取り入れやすいのが味噌汁です。

糖質ダイエット中に味噌汁を食べても大丈夫かと思う方もいるでしょうが、結論から言うと、糖質ダイエット中に味噌汁を食べるのはとても良いということです。前述したように、味噌は栄養価も高く、糖質もカロリーも少ないです。合わせる具材からも栄養がとれます。 私たち日本人にいとってかかせない味噌汁です、糖質ダイエット中でも、どんどん食べください。食べ方は簡単です。毎日の食事に味噌汁をとりいれるだけです。食事全体の栄養バランスを考えて、その時不足している栄養を味噌汁の具材で調節すると良いです。もちろん、味噌汁の具材は糖質量の少ないものの中から選んでください。 おススメの食べ方は、朝ごはんと夜ごはんに食べることです。朝は、起きてすぐということもあり、温かい味噌汁で、胃腸を優しく活発化させます。朝ごはんといえばパンやお米も食べると思いますが、まず一番に味噌汁を飲んでください。 そして夜は、お米を減らして、その分味噌汁に具材をたくさん入れて食べる。そうすれば、糖質が多めなお米で糖質制限ができるので、一石二鳥です。
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