はちみつの糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中のはちみつはOK?

料理の知識
このように、はちみつにはダイエット効果の他にもたくさんの良い効果があります。

はちみつ自体の糖質はどの位?

食べ物別に糖質がどの位なのかを割り出す計算式があります。その計算式は「糖質=炭水化物-食物繊維」です。

この計算式ではちみつの糖質を計算すると、はちみつ100g中の栄養素が炭水化物79.7g 食物繊維0.0gです。計算式に当てはめると、はちみつ100g中、糖質は79.7gとなります。

糖質別 はちみつの種類

糖質別はちみつの種類とは、糖質は主に3種類に分けられています。糖類・オリゴ糖・多糖の3つになります。

【糖類】 単糖と二糖をまとめたものを糖類と呼びます。単糖の代表的なものははちみつなどに含まれる糖です。ブドウ糖や果糖のフルクトース、母乳に含まれるガラクトースなど、ニ糖はブドウ糖と果糖が結合したスクロースことショ糖。ブドウ糖2個で形成されたマルトースこと麦芽糖、ブドウ糖とガラクトースによる乳糖などです。

【オリゴ糖】 単糖がいくつか結びついたものの中でも3~10個で構成されていて、オリゴ糖は消化されにくく腸まで届きやすいので肌の調子を整える効果が期待出来ます。

【多糖類】 11個以上の単糖類が結合したものの総称で中には、数百、数千の単位で結合しているものもあります。主にはイモ類、穀類、豆類に含まれるでんぷんで、でんぷんの加水分解で生じるデキストリン、ブドウ糖を筋肉に蓄える際に形成されるグリコーゲンなどが代表です。

体内への吸収が早いと血糖値の上昇のスピードが速くなり、インスリンの分泌にも繋がります。なので、すでに吸収可能な状態になっているのがブドウ糖をはじめとした単糖類、その単糖類を多く含むのが野菜、果物、はちみつなどになります。

はちみつを使った糖質ダイエット方法

糖質制限中のはちみつを使ったダイエット方法でおすすめなのは「寝る前にはちみつを摂る事」です。はちみつには成長ホルモンを分泌させ、その成長ホルモンが脂肪の燃焼効果を高める効果があります。寝ている間にも脂肪の燃焼はしているので、成長ホルモンの恩恵を存分にいただくことができます。また、寝る前に、はちみつを摂ることは深い睡眠を取る事にも繋がります。

成長ホルモンは22時~2時の間が一番高くなります。なので、寝る3~4時間前には食事を済ませておき、寝る1時間前位に大さじ1杯程のはちみつをそのまま飲むか、飲み物に溶かして飲むと良いでしょう。

寝る前にはちみつダイエットでの注意点

寝る前にはちみつを摂ると痩せる。と言うのは「ただ単にはちみつを摂るだけ」という意味ではありません。はちみつにも糖質があるので、日頃の炭水化物の摂取量はきちんと管理し、適度な運動は必要になります。

そこをきちんと頭に入れておかないと、ダイエットしていたはずなのに逆に太ってしまうこともあります。

糖質ダイエットでのはちみつの代用品

糖質ダイエットをする際にはちみつの代用になる物を紹介します。

【メープルシロップ】 メープルシロップははちみつよりもカロリーは控えめです。はちみち程の甘さはありませんがメープルシロップ独特の香りとコクがあるので、味覚的には満足できるはずです。

【みりん】 煮物などのご飯物の料理を作る際の調味料で使えば自然な甘さと煮崩れ防止という効果もあります。

【水飴】 一見カロリーという部分で避ける物と思いきや、実は水飴は自然界に元々存在している物ではなく、穀物やイモ類に含まれるでんぷんから造られた物です。でんぷんは多糖に含まれている物なのでダイエット中でも問題なく使う事が出来ます。使うならお菓子などの甘い物を作る時にどうぞ。

【オリゴ糖】 オリゴ糖も糖類の分別に入っていたので問題はありません。ただし、はちみつ程の甘さはないので物足りなく感じるかもしれませんが、甘さのみを求めるのであればオリゴ糖でも十分代用出来ます。

糖質制限中のおすすめのはちみつの食べ方

糖質制限中のおすすめのはちみつの食べ方の紹介です。インターネットで検索するとたくさんのレシピがありますがその中でも簡単に作れる物を紹介します。

レモンエード

定番でもあるレモン×はちみつの組み合わせ。はちみつにレモンを漬けて置くだけで出来るのでとても簡単です。また、美肌、美白、ダイエット、血流改善にも効果的です。

レシピの詳細についてはクックパッドさんに掲載されていますので、下記のリンクよりご確認ください。
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