大豆の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中の大豆はOK?
大豆粉とおからのパンケーキ
大豆粉とおからの両刀使いのパンケーキです。おからを使っているので食物繊維も豊富で、牛乳の代わりに豆乳を使っているので、さらに健康的です。糖質制限中でも罪悪感を感じずに安心して食べていただけるパンケーキです。
大豆でスイーツ
大豆粉の糖質は先ほどお伝えしたように、(100g中) ☆大豆粉 15.4g ☆小麦粉 73.4gです。 さらに ☆おから粉 5.9g ☆白粉 81.3g 糖質量の差は歴然です。大豆粉やおから粉は低糖質なうえに、たんぱく質や食物繊維など栄養素も豊富なので、小麦粉、米粉の代わりにパンやケーキ、クッキーなどいろいろなスイーツにぜひとも上手に代用してみましょう。
大豆の種類と加工品の糖質量
大豆は、形の大、中、小、色も黄色や黒色など、とてもたくさんの種類があります。日本では、黄色い大豆「黄大豆(キダイズ)」のことを主に「大豆」と言い、形の大粒のものが中心に栽培されています。 ・大粒は煮豆、水煮など、そのまま料理によく使われます。 ・中粒は豆腐、味噌、醤油などの加工品によく使われます。 ・小粒は主に納豆に使われます。
大豆の種類はいろいろありますが、糖質は基本的には同じ、茹で大豆 2.7g 乾燥大豆 11.1g(100g中)です。枝豆は大豆を若いうちに収穫したもので、大豆より糖質量は、ちょっと高くて 3.8gです。大豆を暗いところで発芽させた、もやしは(緑豆もやし)1.3gです。 大豆は加工品としても日本の食生活にとてもよく利用されていますが、それぞれの糖質量はどうでしょうか。
・豆腐(絹ごし) 1.7g ・納豆 5.4g ・厚揚げ 0.2g ・おから 0g ・ゆば 3.3g ・豆乳 2.9g
いずれも低い値です。どでも手に入りやすい食材なので、大豆同様、糖質制限中には欠かせない食品でしょう。加工品自体も、和食はもちろん洋食、中華など、調理の応用は無限です。上手に取り入れましょう。美容 健康 糖質制限 大豆は大活躍
大豆は、豆類の中でもタンパク質の含有量が最も多く、「畑の肉」と呼ばれるくらいすぐれた食品です。脂肪も多いですが、動物性の脂肪のようにコレステロールが多くないので、安心して食べられます。ビタミンは、B1、B2、Eが豊富で、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維も多く、コレステロールに作用するリノール酸やサポニン、神経の発育を促すレシチン、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするイソフラボンなどの機能性成分も含んでいます。
健康面から見ても、美容面から見ても、糖質制限中でも間違いなく万能選手な食品です。大豆も水煮缶や蒸し大豆も多く出回っていますし、豆腐や厚揚げ、納豆といった加工品も多く、手軽に安価で手に入るので、ぜひ大豆とその加工品を毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。