野菜ジュースの糖質とカロリーや栄養素
私たちが健康のために飲んでいる野菜ジュースには、意外にも糖分や糖質が多く含まれていることをご存知ですか?
しかし、種類にもよりますが野菜にはもともと糖質が含まれており、野菜ジュースの中でも砂糖不使用と書かれているものであれば糖分は添加されていません。つまり、その甘みは野菜が持つ本来の甘味成分ということになります。特に、最近の野菜ジュースの中には糖分や糖質を気にする人のことを考えて糖質オフのものも販売されています。 野菜のカロリーが低いからと言って野菜ジュースもカロリーが低いとは限りません。一般的な200mlパックの野菜ジュースは、1本辺りとおよそ60キロカロリーの摂取量となります。野菜ジュースの栄養素は?
次に、野菜ジュースの栄養素についてですが、野菜ジュースは野菜からジュースに加工される際、多くの栄養素が失われてしまっています。本来のビタミンCや食物繊維は失われてしまっても、野菜ジュースが作られたあとに添加されているものであれば成分の中に含まれています。
これらの栄養素を摂取するために野菜ジュースを選ぶ際は、成分表示をきちんと確認して栄養素が含まれているものを選びましょう。糖質が少ない、糖質ゼロの野菜ジュースの紹介
国内で野菜ジュースを製造している代表的な会社は、カゴメ、伊藤園、デルモンテ、キリンの4社になります。意外に糖質の高いことが分かった野菜ジュースですが、糖質制限中に飲んでも問題ない野菜ジュースは一体どれなのでしょうか?
糖質が低い野菜ジュース紹介
実際に調べてみると、一番糖質が低いのは「カゴメ 野菜ジュース糖質オフ」であることが分かりました。その糖質量は、わずか3.3gしかありません。糖質3.3gというのは本当に低い値で、トマトジュースや青汁でもあまり見かけない数値になっています。
野菜ジュースを飲みながらダイエットをしている人は多いと思うので、糖質が少ない野菜ジュースの需要はあるはずですが、糖を減らすと甘さがなくなり飲みづらくなるという点が需要の幅を広げられない原因と言えます。もう1つ糖質が低い野菜ジュースとして挙げられるのは、デルモンテさんの「デルモンテ 朝サラダ」でしょう。こちらの商品は、糖質が5.7gになっています。 こちらの企業は、全般的に糖質が少ない商品が多い傾向にあり、特に「デルモンテ 朝サラダ」は低い値と言えます。
野菜ジュースは糖質が多い?太りやすい?
あなたが好んで飲んでいる野菜ジュースですが、実は種類によっては太ってしまう原因であることをご存知でしょうか。いくら健康に良いからと言ってもやみくもに飲むだけでは栄養が身体に吸収されず何の効果も得られません。
野菜ジュースの中身を知って、どんな症状の時にどの野菜ジュースを飲めば効果があるのかを使い分けられるようになりましょう。トマトがメインの野菜ジュース
トマトは、強力な抗酸化作用のリコピンが含まれていることで有名です。また、リコピンには コレステロール値の低下や中性脂肪の減少を促してくれる作用があります。
もし、あなたがトマト系の野菜ジュースを飲むときは、オリーブオイルなどを少し加えて飲むと栄養素の吸収が良くなるでしょう。