ポン酢の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中のポン酢はOK?

料理の知識

ポン酢の糖質量とカロリーと栄養素について

夏にはしゃぶしゃぶや冷奴、冬は湯豆腐にお鍋など、私たちの生活のなかでポン酢は季節に関係なく使うことの出来る馴染み深い調味料の1つでしょう。

ポン酢は、意外にも100g中15g程度が糖質です。 カロリーは、およそ18g(大さじ1)で10kcalになります。100g換算でおよそ約56kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は142.86gです。炭水化物が最も多く、次にたんぱく質・脂質の順番になっており、ビタミン・ミネラルではヨウ素とモリブデンの成分が非常に高くなっています。

ポン酢の効能は?

ポン酢の栄養面は、柑橘類やお酢に含まれる核酸が体内でクエン酸に変わり、疲労回復作用が期待できます。また、柑橘類が使用されているポン酢ならビタミンCが含まれていることもあるでしょう。

さらに、江戸時代当初からオランダ人は夏の疲労回復のためにポン酢を愛飲していたようです。もしかしたら、お酢には疲労回復効果があることを当時の彼らは分かっていたのかもしれません。

ポン酢での糖質制限ダイエット

一般的に、ポン酢は柚子やレモンなどの柑橘類の果汁と酢酸や醤油、調味料等を混ぜ合わせて作られる調味料です。

実を言うと、糖質制限ダイエットをしている方や糖尿病などの病気で糖分を控える必要がある方にはポン酢はあまり安心できる調味料とは言えません。ただし、最近では健康志向ということもあり市販のポン酢でも糖分が入っていない商品もあるので糖分フリーのポン酢を使うのは良いです。他にも、ポン酢ジュレというゼリー状のポン酢も人気なのでこのような商品から塩分を抑えることも出来るでしょう。

使って良い調味料は?

ポン酢の糖質とカロリー、栄養素|糖質制限中のポン酢はOK?

糖質制限において使っても良いおすすめの調味料は、しょう油・塩・スパゲッティ・味噌(白味噌は除く)・酢・みりんなどが挙げられます。

酢は、糖質の吸収を緩やかにする働きがあるため食事にも積極的に取り入れたい調味料ですが、米酢や玄米黒酢などは糖質が高めなので注意が必要です。しかし、リンゴ酢やワインビネガーは糖質が低いので安心して使うことが出来るでしょう。 一度に多く摂取する食材ではないのであまり神経質に考える必要はありませんが、調味料を買うときは慎重に選ぶことが大切です。

気を付けるべき調味料は?

糖質制限において気を付けるべき調味料は、ソース・ケチャップ・砂糖・ハチミツ・コンソメ・カレールー・焼き肉のタレ・塩麹・めんつゆ・ドレッシング・料理酒などが挙げられます。

私たちの普段の食事で良く使うであろうソースやケチャップは、意外にも砂糖が大量に含まれているので糖質制限されている方には特に気を付けたい調味料です。 また、ノンオイルドレッシングはダイエットの強い味方と思われがちですが、糖質制限的には非常に良くない調味料と思われます。その理由は、油の代わりに糖分を多く使用しているからです。 コンソメは適量にしておけば問題ありませんが、流行の塩麹は注意が必要でしょう。ちなみに、サラダ油やバターなどの油脂類は糖質を含まないので食事に使用しても問題ありません。
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